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打ち水


 2004年、加藤登紀子さんが呼び水人として参加された「打ち水大作戦」は、全国に広がり、2005年には770万人の参加者があったそうです。
今年は、浅草の浅草寺境内で7月23日(大暑)、開幕された。
木曾の木遣りの奉納から始まり、木曾の檜作りの打ち水用の桶も用意された。台東区では、この20年間に温度が1.5度も上昇したとの報告があった。




ゲストとして参加された浴衣がお似合いの加藤登紀子さんはこう話された。
「お風呂などで使った水で打ち水をし、土と緑を身の回りに取り戻しましょう。温暖化は、都会よりCO2を出していない地域の人達のほうがはかり知れない影響を受ける。トンガ、フィジーなどの地域では、ハリケーンの規模が大きくなり、畑が全部ダメになってしまう。中央アジアやシルクロードの地域では、今でも鍬を使ってじゃがいも畑を耕しているが、こういうところの打撃も大きい。天津山脈の雪はいつ雪崩をおこすかわからない。
 クーラーの温度をあまり下げない。無駄な電気は使わない。水を大事に使う。暮らしの中でこういうことに気をつけ、日本の伝統文化を大事にしていきましょう。」

 更に、森繁さんからのメーセージをこう伝えられた。
「打ち水。何ともいえない心地よい響きだねぇ。昔は誰もが口にしていた言葉だ。こういう夏の風物誌を大切にしてほしい。地球は本当に冷えるのかなあ。だけど、地球を冷やそうとする心意気は大事だ。」

 最後に、登紀子さんは、知床旅情を披露された。思いがけないサービスに参加者は割れんばかりの拍手を贈った。

熊谷 豊