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| TOKIKO
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2月27日、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で森繁久彌さんの制作した「地の涯に生きるもの」の上映に合わせてトーク出演したんですが、ちょうどその時刻午後3時34分にチリ地震が発生。28日には津波が日本全国で観測されて、オリンピック気分も吹き飛んだ週末、皆さんはどんな休日をお過ごしでしたか。 日本ではあまり被害はないようでよかったですが、チリはほんとに大変! これからも被害の実態がどんどん届いて来そうですね。心からお見舞いしたいです。
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「知床旅情」をうたう登紀子。 読売新聞社提供
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夕張でのイベントには、森繁久彌さんの息子さんの森繁建さんが来られ、ステージにも上がりコメントして下さいました。 この日の私のトークの中では、珍しい思い出の映像を初公開。 この映像は、つい最近トキコプランニングの資料室で見つかったもので、1979年の野音に開演からの15分だけゲスト出演して下さった時の記録です。 その頃は「屋根の上のバイオリン弾き」上演の真っ最中で、たしかその幕開けの前に駆けつけて下さったのでした。 「屋根の上のバイオリン弾き」の中の「人生に乾杯」と「サンライズ・サンセット」を森繁さんとデュエットした後、森繁さん自身のリクエストで「草原」を絶唱して下さった!! この「草原」が、ほんとに素晴らしくて、この日もステージで映像を見ながら泣きました。何度見ても泣けるんです。客席から上がって下さった建さんも泣いてらして、本当に森繁さんの歌の素晴らしさに敬服でした。
「草原」はロシアの大陸をたった一人で旅する郵便馬車の御者が、無人の荒野で死んでいく時のことを歌っています。
はてしない 草原に 馭者ひとり 倒れふした ふるさとは 遠すぎて 死は近く 力つきぬ わが馬よ 聞いてくれ お前だけが 最後の友 この指輪 この想い わが妻に とどけてくれ わが妻よ 悲しむな この荒野に われは眠る いざさらば わが友よ ふるさとの 父よ 母よ 加藤登紀子訳詞
この日上映された映画「地の涯に生きるもの」の中でも、知床の番屋で氷に埋もれる半年の間留守番をしていた彦市じいさんが、流氷の上で誰にも知られずに死んでいくラストシーンがあり、森繁さんのライフワークだった「佐渡島他吉の生涯」も老いて死にゆくまでを描いていて、これこそが彼の真髄だったと改めて感じさせられた。
このイベントが行われたのは、清水沢小学校の体育館。 集まった人たちは地元の人が多く、しみじみした熱気に包まれました。 終わった後、生徒たちが歓迎のためにつくってくれた雪像を一緒に見て、記念写真。 人口の減っている夕張では、小学校の閉校、合併があり、この春から小学校はここだけになるんだって!淋しいね。
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清水沢小学校から見える炭鉱住宅。
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たった一日の滞在だったけれど、胸の熱くなることのいっぱいある夕張。 ホテルには、映画関係者が夜遅くまでいっぱい賑わっていて、映画祭の熱気を味わいましたし、おいしいカニとお寿司も…。
3月に入ると、少しずつコンサートが始まります。3月7日の立川のコンサートに向けて準備をはじめます。 是非、今年の幕開きを見に来て下さい!!
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