今日11日、「モルゲン、明日」の上映会で対談!


8日、札幌のコンサート、終わりました。
快晴の秋晴れの日、たった一回のウラジオストクから来日したロシアントリオとの共演「運命の歌のジグシーパズル」コンサート。
胸いっぱいのプログラムでした。

9月7日の胆振東部地震から1ヶ月という日でもあり、いろんな想いのこみ上げるコンサートになりました。
幕開きは、鬼武みゆきのピアノで始まり、「さくらんぼの実る頃」「時には昔の話を」「愛のくらし」まで一気に歌い、弾き語りで歌った「今どこにいますか」の後は、ロシアントリオとの共演。

「モスクワ郊外の夕べ」に始まり、若くして自死したエセーニンの「枯れた楓」、1943年に歌われ 国に禁じられた「暗い夜」、同じように戦火の中で歌われた「波止場の夜」を歌い、―彼らの演奏が始まると、一瞬で体が抱きしめられるような、たまらない気持ちになります。厳しい風土と歴史のなかを生き抜いたロシアの民が、そこに息づいているようで、その思いが私の中で歌い始める!そんな感じ。

2部はピアノとトリオが合体したアンサンブル。
「アムステルダム」の幕開きに続いて、ポーランドのパルチザンソング「今日は帰れない」、「リリーマルレーン」。そこから「遠い祖国」「あなたに逢えたら」「悲しき天使」とロシアの音に浸り、最後は「愛の讃歌」「終わりなき旅」「百万本のバラ」で、登り切りました。

深々と体の底まで染み込んでくる彼らの演奏に、本当に奇跡のような世界。いつもこんな風に歌わなくちゃ、と思うくらい、気持ち良くドラマティックに歌っている私でした。

この日のコンサートは胆振地震へのチャリティーにしており、皆さんからのたくさんの募金もいただき、ありがとうございました。

コンサートの翌日には、地震の被災地、厚真町を訪問。ロシアントリオの3人も同行してくれて、町長との面会の後、福祉センター前で皆さんにも、少し演奏と歌を聴いていただきました。
避難生活に疲れた様子のご老人もおられ、小さな子供と一緒の若い人たちが泣いている姿が胸に残りました。

被災地を見て驚いたのは、土砂崩れの現場が、なだらかな丘陵地帯だったこと。のどかな田園を囲むなだらかな丘のほとんどが、崩れていて、中には実った田んぼや畑の上に土砂が雪崩れ込んでいました。
家の崩壊している現場には近づけなかったですが、普通に見える建物も、実は大きな被害を受けているようでした。

札幌のコンサートの前に「被災してコンサートに行けなくて残念」と電話で連絡をくださった杉井紀子さんは、陶芸家で、自身の作品を生み出した穴窯が崩壊し、がっしりと見えるログハウスも全壊という事でした。
中に入ってみると、たくさんの作品が残され、ギャラリーのようでしたが、少し全体が傾き壁に亀裂が入っていました。

ご主人も震災後に緊急入院。それも大きなショックだったと思います。
途方にくれながらも、笑顔を絶やさない杉井さん!
是非、次の一歩へ、踏み出せることを願わずにいられません。

さて10月11日の今日、坂田雅子さんの「モルゲン、明日」の上映会に参加、坂田さんと対談します。シネマハウス大塚で、トークは15時20分からですが、午前にも10時20分から「モルゲン、明日」の上映の後、吉田明子さんのトークがあり、12時20分から坂田さんの前作「わたしの、終わらない旅」の上映、14時から「モルゲン、明日」の上映、その後が私と坂田さんの対談です。

「モルゲン、明日」は、2011年3月11日の震災、福島第一原発事故を受けて、いち早く脱原発を決めたドイツの現状を追った力作。
1968年の学生運動後に生まれた緑の党など、強いピープルパワーの力で、原発を止める決断を国に迫ったこれまでの実態を解明します。
日本がこれからどうすれば脱原発への道をつかめるのか、ヒントがたくさんここにあります。是非たくさんの方に見て欲しいです。
 

今週末は土曜日が京都円山公園で「京の旅人」の野外イベント、杉田二郎さん、ばんばひろふみさん、辛島美登里さんたちと一緒です。
もう30年も続いてるイベント、やっと呼んでいただきました!
しっかり楽しみましょう。

日曜日は佐渡で、トキ放鳥10周年を祝う式典とシンポジュームに出席します。今年は中国から7年ぶりにトキのつがいが贈られるそうで、すごい年になりそうです。式典には中国大使や皇室からも来賓が来られるということです。

そして来週は、NHKの「きらり!えん旅」で福島のいわき市へ行きます。
3日間の旅とライブもあります。いろんな出会いがまたあることでしょう。
待っていてください!

女心と何とかで、不安定な秋の天候ですが、お天気に恵まれることを祈るばかりです。

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