2010年~

本:トコちゃん物語 いつも空があった――加藤登紀子自伝 誕生・青春編
2025年3月31日
トコちゃん物語 いつも空があった――加藤登紀子自伝 誕生・青春編
今から80年前に生まれたひとりの女の子が歩いた道
戦後の激動の中、歌手になり、運命の人と出会い、自由をつかんでいく加藤登紀子の物語。
今を生きる若い人たちに贈ります。
戦後、満州から2歳の時に必死の思いで日本に引き揚げてきたトコちゃんこと、歌手・加藤登紀子。一歩間違えば死んでいたかもしれない、日本中の人が厳しい試練を経験した時代でした。激動する社会と向き合い、たくさんの偶然と出会いながら、自分の生き方をつかんでいったトコちゃんの誕生から青春を、物語にまとめました。混沌とした今の時代だからこそ、選択を迫られ、迷ったり悩んだりした時に、ぜひこの物語を開いてください。
トコちゃん物語 いつも空があった――加藤登紀子自伝 誕生・青春編
【定価】1,600円+税
【判型】A5判
【ページ数】200ページ
【刊行年月】2025年3月31日
第1章 トコちゃんはみんなの希望
トコちゃんの誕生日/終戦は始まりだった/「トコ、歩かないと死ぬことになるよ」ほか
第2章
トコちゃんの青春時代 ニコライ堂でコサックの結婚式/駒場高校放送局のアナウンサーに ほか
第3章 大学生で歌手に!
そうだ、演劇をやろう/初めてのキス、恋の始まり/アイラインは1センチ ほか
第4章 自由をつかみ、自由に歌う 人が犬を噛んだ/面会は1 日ひとり/「別々の場所で生きていたっていい」ほか
第5章 疾走する流星の如く キャバレーであぐら/アンダーグラウンドな歌手/「私はあなたと結婚します」ほか