20歳から60年、100の詩で綴る80歳。
加藤登紀子詩集　美しき20歳
加藤登紀子が厳選した100の詩、解説、写真、書、人生を描いたエッセイを収録。

何にも支配されずに
生きていくために
歌手の道を選んだ
私の20歳。
その気持ちを
今も忘れたことはない
登紀子

【目次】
① 美しき20歳
　　自由であるために
　　　「思春期」「難破船」「駅」ほか
② 愛のくらし
　 「愛」の物語をめざして
　　「陽ざしの中で」「忘れ草」「灰色の瞳」ほか
③ Single Life
　　ひとりで生きること
　　　「棘のあるバラ」「残照」「裸足になって」ほか
④ 檸檬
　　運命の出逢い
　　　「あなたの行く朝」「青い月のバラード」ほか
⑤ 時には昔の話を
　　忘れ得ぬ記憶
　　　「ひとり寝の子守唄」「遠い祖国」「冬の蛍」ほか
⑥ Revolution
　　自由と革命と祈り
　　　「Revolution」「1968」「さびた車輪」ほか
⑦ この世に生まれてきたら
　　命を抱きしめること
　　　「君が生まれたあの日」「今どこにいますか」ほか
⑧ 土に帰る
　　永遠への回帰
　　　「一羽の鳥」「蒼空」「色即是空」ほか
⑨ 故郷はるか
　　望郷の民として
　　　「約束」「旅人」「命結ーぬちゆい」ほか
⑩ 果てなき大地の上に
　　無限のあしたへ
　　　「声をあげて泣いていいですか」「あなたに捧げる歌」ほか