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ZERO ゼロ

Z-1
とどかない無限の空 狂おしく叫ぶ風
抱きしめる胸のうちに 呼びかける愛の炎
指をつたう あつい涙
砂時計を逆さにするように
積み重ねた時の重さをゼロにする。
未来がどんどん過去になる時間の連鎖の中で
いつも新しい時間に向かって自由であるために
宇宙は限りなく大きな砂時計であるだろう。

蒼 空

どこまでも蒼い空 ふりそそぎ満ちてくる 
限りない海の底から あふれ出る波のように
胸をつつむ あつい涙
つきぬける遠い空 陽をあびてはずむ心
ふみしめる大地の上に たえまなくひびく鼓動
胸の奥に うずく想い
この蒼空を 越えて行く鳥のように
さびしさもうれしさもいとしさも抱きしめて