Tokiko Now
04.
3月末に熊本からスタートした60周年コンサート、いよいよ今月末、4月26日(土)が旭川公会堂、27日(日)が札幌コンサートホールKitara大ホールです。
Newアルバムのリリースも5月21日、山形のコンサートから、CDの予約を受け付けています。

このアルバムでレコーディングした新曲の「生きとし生きるもの」も「サルダーナ」もバンドのメンバーのコーラスが素晴らしくて、思ったより早く、客席に響く切り札になって来ているみたいです。
4月5日の東京フォーラムでも「サルダーナ」は全く初めてのお目見えのはずなのに、もう、みんな大声でうたってくれてたね!嬉しいなあ。
北海道では、コンサートタイトルの「80億の祈り」も歌います。「運命の扉」「きみはもうひとりじゃない」も。
楽しみにしていて下さい。
そんな中、「4・3を考える会」のイベントが18、19日に日暮里サニーホールで開かれます。
済州島での1948年4月3日に起こった行動、日本の敗戦でやっと解放された半島が分断されて二つの国になることに対して抗議の声を上げた人々、何万という人が殺された歴史への追悼イベントです。

この会で歌うために、4月1日、2日、3日を私は済州島で過ごしました。
その旅のこと、私も参列した平和公園で開かれた慰霊祭の式典のこと、前日に行われた前夜祭で歌ったこと、いろいろ話したいことはありますが、実はこの日のためにひとつ詩を作りました。
「あの夏の日から」という詩です。
日本の終戦から、半島分断の悲劇が始まったことへの怒りを込めたこの詩に、なんと、詩人の金時鐘さんが韓国語訳を作ってくださったのです。
コンサートの中でこの日、金さんの韓国語の詩をスクリーンで見ていただきながら、私は日本語で朗読します。(曲も作曲しましたので)
「4・3」との縁で、思いがけないほど、大切な出会いと大きな思いが私の中に刻まれました。当日もまた、すごい日になると思います。
そして週末の日曜日は代々木公園で開かれるアースデイに参加します。なんと坂田明さんのバンドとセッションできるみたい。これまたすごいわね。ぜひ観に来てください。
いいお天気になってほしいな‼︎