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ドキュメントTokiko

2024
02.
05
ほろ酔いコンサート2023 ~80歳のお誕生日、二度目の二十歳~②
【後半 素敵な人たちとのつながり】

バンドメンバーのコーラスで「ララ、ララララララ、ララララララ、ララーラーラー」とリズムが刻まれる中、滑るようにトキコさんがステージに姿を見せた。

2024
02.
05
ほろ酔いコンサート2023 ~80歳のお誕生日、二度目の二十歳~①
【20歳のほろ酔いコンサート】
2023年師走。ほろ酔いコンサートツアーを締めくくる東京公演は、有楽町にあるヒューリックホール。ほろ酔いコンサートがスタートしたエリア(当時あった日劇ミュージックホール)での最終日、そしてトキコさんの80歳のお誕生日。特別なツアーファイナルである。
2023
07.
03
満員の客席は、広場の真っ赤なバラの花(2023年夏の東京国際フォーラム)②
~満員の客席は、広場の真っ赤なバラの花~
(2023年夏の東京国際フォーラム)②

【第二部へ!】
短い休憩をはさみ、第二部のステージへと向かうトキコさんを再び廊下で待ってみた。
第一部が始まるときの雰囲気とはまた違った様子で、こちらを見るとふんわりと笑顔を見せながらトキコさんが静かに目の前を通り過ぎる。ぐっとシックな黒のドレスはかっこよく、肩からのぞく肌色もさりげない抜け感を感じさせる。かっこよさの中にどこかいつも、ちらりと可愛さが隠れているような気がする、トキコさんのスタイルである。


2023
07.
03
満員の客席は、広場の真っ赤なバラの花(2023年夏の東京国際フォーラム)①
~満員の客席は、広場の真っ赤なバラの花~
(2023年夏の東京国際フォーラム)①

初夏の季節、有楽町にある東京国際フォーラム。例年だとオーチャード・ホールでの夏のコンサートが恒例だが、この年はオーチャードの改装もあり、東京国際フォーラムでの開催となった。
真っ暗な広い客席に向かって、いつも通りの丁寧なリハーサル。トキコさんの背後に立って、少し撮影をすると、客席はまるで無限に広がる真っ暗な海のように見える。その広い闇に向かって歌っていくような感覚に、アーティストさん側からの景色はこんな風に見えるのか、そう思いながら撮っていると、トキコさんはふと、客席を大きく抱きしめるように手を広げた…


2023
01.
30
ほろ酔いコンサート50周年の旅 ~2022.12.27. ヒューリックホール東京~ ②
◆第二部は「難破船」から!

♪難破船
♪冬の蛍
♪帆をあげて

「別れの歌が大好きな・・・加藤登紀子の別れ歌でした」
トキコさんが二十歳の頃に経験した別れを歌にした『難破船』
作詞作曲したときのトキコさんは40代で、もっと瑞々しく初めての恋が終わったばかりの人に歌ってほしいと思い、当時の中森明菜さんに提供した作品。
トキコさんの、明菜さんへの感想が素敵だった…
2023
01.
30
ほろ酔いコンサート50周年の旅 ~2022.12.27. ヒューリックホール東京~ ①

リハーサルから開場へ

トキコさんがほろ酔いコンサートを1971年に始めてから、50回目のほろ酔いコンサートイヤーが今年である。正確な年数としては51年が経つが、途中1年間は結婚出産でお休みし、その翌年からまた再開して毎年今日まで続いているのも考えてみれば凄いことだ…

2022
07.
13
2022.6.18. オーチャードホール「時を超えるもの」ー②ー
【後半はピアソラからスタート!】

アップテンポのマイナーコードリベルタンゴに始まるピアソラの代表曲3曲に、日本語の歌詞を載せて歌うトキコさんの世界はスタイリッシュで、一瞬にして会場の空気がピアソラの色に染まっていく。このツアーから参加した新メンバーChicaさんのヴァイオリンの音色が美しく切り込むように、トキコさんの歌のグルーヴに華やぎを添えていく
2022
07.
13
2022.6.18. オーチャードホール「時を超えるもの」ー①ー
2022年、夏のオーチャード。
まだ終わらないコロナ渦に加えて、ウクライナへのロシアによる軍事侵攻暗い気持ちを上塗りされるような2022年の前半が過ぎようとする頃、恒例となっているトキコさんのオーチャードホールでのコンサートへ撮影に向かう
検温やアルコール消毒を済ませて楽屋に向かえば色とりどりのお祝い花が心を和らげてくれる・・・
2021
04.
23
フォトグラファーから見た ほろ酔いコンサート東京公演 ヒューリックホール2日目 2021.12.26. ~音楽とお酒と花物語~②
【後半はバラから始まる】
イントロが流れ、客席が(百万本のバラだ、、、)と気づいた瞬間に、会場全体に波のように手拍子が広がっていく。すべるようにトキコさんがステージに現れ、潜むように笑うと客席は一瞬にしてバラの咲き誇る大広場へと連れて行かれる。
2021
04.
23
フォトグラファーから見た ほろ酔いコンサート東京公演 ヒューリックホール2日目 2021.12.26. ~音楽とお酒と花物語~①
【コロナ渦でのほろ酔いコンサートの魅力】
ほろ酔いコンサート2021、東京公演2日目のヒューリックホールは、開演前のざわめきに包まれていた。
世の中は引き続きコロナ渦で不自由さは感じるものの、年末恒例のほろ酔いコンサートに向かう人々の顔は明るく、それを見た自分も、やはり気持ちが明るくなるような気がした。

2021
04.
23
コロナ渦で2年目のオーチャード「時には昔の話を」~2021.7.18.ー②ー
楽屋の廊下でカメラをさげて待つ私の前に現れた、後半のトキコさんは黒の衣装
動くと弾むように揺れる可愛らしいスタイルに、思わず「可愛いです!と声をあげると、ニッコリとサムアップ
爽やかに笑って颯爽とステージへと向かっていく・・・
2021
04.
23
コロナ渦で2年目のオーチャード「時には昔の話を」~2021.7.18.ー①ー
昨年2020年のオーチャードは、コロナ渦が始まって初めての夏
トキコさんが先陣を切って、ホール級のコンサートを厳戒態勢の下、無事安全に成功させた。
あれから1年経ち、ワクチン接種も徐々に進むものの、全国的な感染状況は悪化しつづけ、いまだ閉塞感が続いている。その中での今年のオーチャードのタイトルは「時には昔の話を」と題された。いまだからこそのトキコさんのメッセージを感じる一日になりそうだ・・・
2021
04.
23
ビルボードライブ横浜 ~すべては偶然~ ー②ー

◆ふるさとについて

「私の父が以前、言っていました。『満州で生まれた人は、故郷がないことになってしまう、そんな悲しいことはない。お前には故郷をもって生きて行って欲しいから、その後育った京都もお前の故郷だ』と。その言葉はいいなあって思って、今でも覚えています」・・・

2021
04.
23
ビルボードライブ横浜 ~すべては偶然~ ー①ー

◆横浜の真新しいビルボードライブへ

満開の桜がはらはらと散り始める頃、ビルボードライブ横浜でトキコさんのコンサートが開催された。昨年予定されていたものがコロナで延期となり、一年経っての開催。安全に配慮して、いつもより早めの時間設定となった・・・

2021
01.
19
ほろ酔いコンサート2020年(東京)~Never Give Up Tomorrow~ー②ー

ほろ酔いコンサート2020年(東京)~Never Give Up Tomorrow~ー②ー

♪悲しき天使
♪知床旅情

「めぐり逢いっていうのは全て偶然のはずですけど、森繁さん、そして、なかにし礼さんとの出会いも、私が大陸で生まれて日本に引き揚げてきたということに何故か繋がっている。不思議ですね」…
2021
01.
19
ほろ酔いコンサート2020年(東京)~Never Give Up Tomorrow~ー➀ー

ほろ酔いコンサート2020年(東京)~Never Give Up Tomorrow~ー➀ー

◆初めての、コロナ渦でのほろ酔いコンサート

 未曽有の世界的な疫病に脅かされたまま過ぎた2020年。

泳ぎ続けていないと生きていられない鮪のようにパワフルだと誰かが言ったトキコさん。いつも新しいものにチャレンジし、人や世界や音楽に囲まれてエネルギー満タンで走り続けるトキコさんも、緊急事態宣言下、足を止めざるを得なかった時期もあった…

2020
09.
04
2020年8月10日 夏のコットンクラブ ~花物語~ ー②ー
2020年8月10日 夏のコットンクラブ ~花物語~ ー②ー

♪未来への詩
~遠い昔から人は唄い続けた どんなに暗い夜にも 朝がくるように~
~生きるすべての人に倖せが来るように 人は愛を歌う 悲しみのときにも~
~泣いたり笑ったり 時は過ぎてゆく 巡り合う嬉しさも さよならの涙も
叶わずに胸の中 終わってしまった恋も いつか届けたい 愛の歌に変わる~
(「未来への詩」作詞作曲:加藤登紀子)
2020
09.
04
2020年8月10日 夏のコットンクラブ ~花物語~ ー①ー
2020年8月10日 夏のコットンクラブ ~花物語~ ー①ー

コロナ渦になってから音楽業界初の1000人規模のホールコンサートだった6月28日のオーチャードから約1か月半。丸の内コットンクラブの楽屋に、トキコさんの笑顔があった。

この日も客席はソーシャルディスタンスを保ち、通常よりも少ない座席数。
入口には消毒のアルコールが置かれるなど、引き続きの警戒態勢の中、開場となった…
2020
07.
16
コロナに負けない!オーチャードホール・コンサート2020年6月28日〜③〜
加藤登紀子「未来への詩(うた)with Yae」
コロナに負けない!オーチャードホール・コンサート2020年6月28日 〜③〜


♪百万本のバラ


客席からは大きな拍手の渦。そのままアンコールの拍手へとまとまっていく瞬間・・・
「どうもありがとう!」
トキコさんが一声発すると、客席はその言葉を聞こうと拍手を止めた。

2020
07.
16
コロナに負けない!オーチャードホール・コンサート2020年6月28日〜②〜
加藤登紀子「未来への詩(うた)with Yae」
コロナに負けない!オーチャードホール・コンサート2020年6月28日 〜②〜

【そして開演!第一部は真っ赤な衣装で】

5分前のベル(1ベルと呼ぶ)が鳴り、客席が埋まる。客席の電気が落ちてバンドメンバーが入場すると、いよいよトキコさんの55周年のオーチャードホール・コンサートが始まる。
登場はいつもの下手(しもて)からではなく、ステージのセンターから背筋を伸ばしたトキコさんが真剣な表情で滑るように歩いてくる。客席前で立ち止まると、ぱっと優しい笑顔がこぼれた。

2020
07.
16
コロナに負けない!オーチャードホール・コンサート2020年6月28日〜①〜
加藤登紀子「未来への詩(うた)with Yae」
コロナに負けない!オーチャードホール・コンサート2020年6月28日 〜①〜

【トキコさんとYaeさんの到着】

オーチャード・ホールの楽屋口でトキコさんとトキコさんの次女Yaeさんを待つ。
雨が降り始めた渋谷の街は、歩道も鈍く銀色に光る。トキコさん達が到着してその笑顔が見えると、まるで色のない世界にぱっと赤と青の花が咲いたように思えた。


2020
02.
14
ほろ酔いコンサート IN ヒューリックホール<Vol.3>

♪百万本のバラ

「みんなで!」のトキコさんの一声で、会場全体が壮大なハーモニーの響きとなる。
(百万本のバラの花を~)
名曲というのは、瞬時にその歌の世界に引き込んでくれる。自分ですら一瞬、広場を見渡す女優を下から見上げるピロスマニとなり、自分の周りに真っ赤なバラの海が広がっているような気がする。

2020
02.
14
ほろ酔いコンサート IN ヒューリックホール<Vol.2>

♪Love love love

後半は、はたけやま裕さんの、スティックの音から始まる。
バラのような、蓮の花のような、美しい世界観の中に佇むトキコさんが美しい。

「私にもいろいろ、女としての思い出があります!(会場からは歓声)
4曲ほどつづりますので、じっくりとお聞きください!」

2020
02.
14
ほろ酔いコンサート IN ヒューリックホール<Vol.1>
2019年、師走。「ほろ酔いコンサート」が有楽町マリオンに帰ってきた!登紀子さんが1971年、最初に「ほろ酔い~」を開催した日劇ミュージックホールのあった場所。ヒューリックホールのロビーは満杯、振る舞い酒の大関を受け取る人々のうれしそうな顔、顔。なんと今年は会場内で飲んでもよい、とのこと!日劇ミュージックホール時代は客席が酔いの回った人々で一杯になったという話を聞いた・・・大変なことにならないとよいが(笑)!
2019
09.
18
トキコさんのフジロック2019 ~豪雨のカフェ・ド・パリにて、夢のような二時間~ <後半>

♪Never Give up Tomorrow

歓声と拍手が鳴りやまないそのうちに、トキコさんのカウントが響く。
「One, two…! Power to the people!!」

♪Power to the people
♪帆を上げて

「どんなことがあっても、ひとりでちゃんと生きていきましょう。ありがとう」
そうトキコさんが笑顔を向けると、会場は大きな拍手と口笛、歓声に包まれた。
おときさーん!、と叫んでいる若い男性もいる…

2019
09.
18
トキコさんのフジロック2019 ~豪雨のカフェ・ド・パリにて、夢のような二時間~ <前半>
雨のテントサイトを抜け、カフェ・ド・パリの楽屋エリアに車が到着する。ふわりと身軽に降りていくトキコさんの背中を見ながら、今年は出演何回目だったろうと考える。 2006年に初出演、そして2011年から毎年連続で出演されているトキコさん。数えればなんと、9年連続10回目のフジロックということになる。おそらくそんな風に出演を重ねているアーティストは、他にいないような気がする…
2019
07.
09
オーチャード2019はラブソング! 「LOVE LOVE LOVE」~愛の4楽章~<後編>

◆第二部、終わりのない愛を歌おう!

第二部の始まりの4曲はアルバム「Chanteuse Tokiko 仏蘭西情歌」からの4曲。中でも、いつか生歌で聴いてみたいと思っていた『枯葉』『行かないで』の切なさはアルバム以上に繊細で、声質、雰囲気、そのステージすべてが一体となり、まるで美しい映画の一シーンを見ているような気がしてくる。

2019
07.
09
オーチャード2019はラブソング! 「LOVE LOVE LOVE」~愛の4楽章~<前編>
【リハーサルでのトキコさん】
オーチャードホール客席。暗闇の中でカメラを両肩にかけながら、脇からそっとステージに上がっていく。本番直前まで、トキコさんとバンドメンバーは丁寧に音色(おんしょく)や合わせ方を確認している。
2019
01.
28
ほろ酔いコンサート2018 東京公演2日目<後編>
【アンコール!】
戻ってきたトキコさんを、会場の上の方まで登って、遠くから一枚撮った。
どんなに遠く離れてみても、この広い馬蹄型のよみうりホールの隅々まで、トキコさんの歌の粒子、明るいエネルギーの粒子がきらきらと満ち溢れているような気がした。奥の方の座席の方々も、その粒子を受け取って、このステージに参加しているのを感じた。
2019
01.
28
ほろ酔いコンサート2018 東京公演2日目<前編>
「よし、じゃあアンコールにPower to the Peopleで行こう!」
リハーサルの時、ステージ後方の楽器の後ろにしゃがんで、歌うトキコさんの背中を見ていた。光溢れるステージからは暗く見える客席に向かい、すごく楽しそうに、でも挑むように弾む背中。明るいリズムに乗って歩きながら、くるっと振り返った時に目が合うと、マイクをぐっと突き出してニコっと笑った。トキコさん、絶好調の東京二日目だ。
2018
12.
25
ホームページをリニューアルしました。
加藤登紀子オフィシャルサイトをリニューアルしました。
情報更新等随時行っていきますので、楽しみにしていてください。
2018
09.
05
トキコさんのフジロック(カフェ・ド・パリ)2018年
苗場は、いまにも雨が降りだしそうな気配。でも、楽屋エリアを軽やかに歩き回るトキコさんの表情は明るく、その手にはモヒート。この日はTVの取材を受けながらステージの準備をしていた。そこに颯爽と、すらりと背の高い、フジロック総監督の日高さんが笑顔で現れた。トキコさんは短い歓声を上げ、二人は大きなハグをした。
2018
05.
28
オーチャードホール2018 ~TOKIKO’S HISTORY 花はどこへ行った~

◆春のオーチャード

毎年、毎ステージ、新しいトキコさんを発見する。例年夏に行われることが多いオーチャードホール・コンサートは、今年は一足早い4月の開催。一昨年のテーマはエディット・ピアフ、昨年はピアフとひばり。そして今年はトキコさんのヒストリーと名付けられたこのコンサート。同時に新アルバム「ゴールデン☆ベスト TOKIKO’S HISTORY」と自伝「運命の歌のジグソーパズル TOKIKO’S HISTORY SINCE 1943」も発売された。

2018
03.
02
オーチャードホール「花はどこへ行った」まで50日!

西表島の地震に北海道の猛吹雪、大荒れの3月ですね。
のどかなひな祭りは何処へやら。
皆さん、いかがですか?

先週末の杉並公会堂のコンサートに続き、今週火曜日には、愛媛の松山で南こうせつさん、クリス・ハートさんと一緒にコンサートがありました。

2018
01.
29
ほろ酔いコンサート東京 ツアーファイナル 2017年12月27日 Tokiko’s Birthday ー②ー

◆第二部 太陽の香り

♪My Song My Love
♪難破船
♪雨のシャンソン

二部の一曲目はMy Song My Love.
壮大なスケールで広がる世界観が暖かく包む。 優しいメロディにのせて、問いかけをしている。愛が見えなくなった時・・・。

2018
01.
29
ほろ酔いコンサート東京 ツアーファイナル 2017年12月27日 Tokiko’s Birthday ー①ー

◆師走のほろ酔いコンサート

東京のほろ酔いコンサート、45周年。
1971年に、お酒付きのコンサートを日劇ミュージックホールで始めたトキコさん。
若き日のトキコさんと、ホール一杯のほろ酔いのお客様。今は消防法等様々な規制があるが、当時ホールのキャパ以上の人が入っていても、無事にコンサートが行えたりした古き良き穏やかな時代。その頃のほろ酔いコンサートの様子を見てみたいと思うのは、私だけではないだろう。