Tokiko Now
04.
北海道でのコンサート、久しぶりなので楽しみです!
東京はすっかり春か初夏の感じだけど、北海道はまだ少し寒いかしら。
花の季節が始まる頃でしょうか?
この北海道から、60周年コンサートは本格的に新しいアルバムの曲も盛り込んだプログラムになります。
Newアルバム「for peace」CD2枚組の発売は5月21日。約1ヶ月先ですが、この中の「運命の扉」「80億の祈り」「生きとし生きるもの」など、大切な新録曲を歌います。その中の1曲「サルダーナ」は、アルバムの発売に先行して4月30日から配信で購入いただけます。
この歌はもういろんなコンサートで歌っていますが、どんなライブでも、ラストで最高の盛り上がりになっています。

「サルダーナ」は2020年の夏、大井競馬場からフェンスを超えて逃げ出した6歳の牝馬の名前です。周りに運河があったので、飛び込んで対岸まで気持ちよさそうに泳いで拍手喝采を受けた、その短い実話を歌にしました。今は北海道の牧場でその後の余生を過ごしているそうで、ぜひいつか会いたいな、と思っています。今回北海道での「サルダーナ」が又一段と盛り上がりそうです‼︎

さて先週末金曜、土曜日には日暮里のサニーホールで韓国済州島の4・3事件を考える会のコンサートがありました。
1948年4月3日に済州島の人たちが、半島を二つの国に分断することへの反対の声を上げ、3万人にも上る人が殺された悲惨な出来事。
私は2年前にこの歴史を知り、大きな衝撃を受け、それから必死でいろんな資料を読みました。今年はこの会の開かれる前の4月1日から3日まで済州島にいき、美しい島の風景を心に刻みました。
日暮里では、帰国後に作った「あの夏の日から」という詩に曲をつけて朗読。韓国語の訳を金時鐘さんがしてくださり、大感激です。金さんは5月24日に大阪の60周年コンサート(住友生命いずみホール)に来てくださることになり、その時にはこの曲を特別に聴いていただこうと思っています。
では北海道を楽しみに!