Tokiko Now
10.
60周年企画アルバム第2弾!いよいよ発売です。
Disc1「出会い物語」とDisc2「恋話」、全35曲の2枚組CD。
「出会い物語」のスタートは「イマジン」です。

1981年、ジョンが凶弾に倒れた翌年の夏、ロングアイランドの家をお訪ねしたオノ・ヨーコさんとの貴重な出会いの思いを込めて、日本語の語りと一緒にレコーディングしています。
「壁を壊すのは難しいけれど、人の心の窓を開けることはできる!」
その時のヨーコさんの言葉です。
どんな時もこの言葉には大きな力をもらってきました。
今年の中国ハルビンでのコンサートでも、大きな喝采が上がったのが「イマジン」でした。みなさんも、自分の願いや、夢に蓋をしないで、素晴らしいことを「イマジン」することをやめないでください。
2曲目は私の一番新しい出会い。
SUPER BEAVERの「幸せのために生きているだけさ」のカバーです。
今年3月の「土の日ライブ」にゲスト出演してくれたのが渋谷龍太くん。2020年9月から毎月11日に発信しているYou Tube。44回目のゲストでした。「私とたった44歳しか違わないのね!」で初まった対談はノリノリで、私はその時ギターの弾き語りで「幸せのために生きているだけさ」を歌ったのでしたが、このアルバムではベースに亀田誠治さんを迎えてのレコーディング、素晴らしいロックになりましたよ!
ぜひ聴いてください。(この曲だけはもう配信リリースしています。)
3曲目はアルバムタイトル曲「明日への讃歌」。
何と1978年に長谷川きよしさんとのジョイントライブのために作った曲でした。ずっとレコーディングもしないで埋もれていた歌でしたが、強いリクエストにお応えしてレコーディング、今年の私の歌にしました。
今の心境にぴったりの曲で、本当にびっくりです。
4曲目からは「愛のくらし」「灰色の瞳」「この空を飛べたら」「生きてりゃいいさ」と、ヒット曲が続きます。
「灰色の瞳」は長谷川きよしさんとのデュエット、「この空を飛べたら」は中島みゆきさんが私に贈ってくれた歌、「生きてりゃいいさ」は河島英五さんの歌です。本当に素晴らしい出会いが続いたことに、改めて感動します。
この後にも石原裕次郎さんのために作曲した「わが人生に悔いなし」、THE BOOMのヒット曲「島唄」、モンゴル800の「あなたに」、ゴスペラーズの村上てつやさんが作曲してくれた「花筐」など、「百万本のバラ」「知床旅情」「琵琶湖周航の歌」まで19曲、私の60年間の宝物がいっぱいです!
Disc2の「恋話」は私の作詞作曲のラブソングです。
「難破船」「時には昔の話を」もこの中にあります。
決してヒット曲とは言えないけれど、大好きな歌を厳選しました。
今年の「ほろ酔いコンサート」は、60周年感謝祭!アルバムの中の曲で、ちょっとドラマティックに恋の話を綴って、「ありがとう」のコンサートにしたいです。
12月6日の京都劇場からスタートして、横浜、東京、名古屋、と続きます。12月27日の誕生日は大阪新歌舞伎座、28日のオーラスが大宮です。
この日だけ、ゲストにタブレット純さんが登場します。お楽しみに!
