12月6日の京都劇場からスタートする今年の「ほろ酔いコンサート」、

9日が横浜関内ホール、13、14日の東京ヒューリック、20日の名古屋御園座へと続き、27日は大阪新歌舞伎座なのですが、この日は私の82歳の誕生日。だからオーラスの28日の大宮ソニックシティは、28歳のスタート、ということになります。なんかそう考えると、ワクワクするわね。

昨日は大宮で参加してくれるコーラスの人たちと、最初の練習でした。

大宮の子ども食堂を応援するコーラス団。みんな強いインパクトと元気が溢れていて素晴らしかった‼︎

まだまだ本番まで時間があるので、頑張ってね。

ところで、先週の土曜日、島根の大田市大森町でのトークライブは、深々と泣けてくるようなイベントになりました。

上映した「えっちゃんの戦争」はハルビンで終戦を迎えた小学生が引き揚げるまでの、終戦後の1年間を描いています。

私が1歳8ヶ月から1年間経験したはずのことを、ありありと物語るアニメ作品で、涙が止まりませんでした。もちろん事前に観ていたのでしたが、すぐ隣に地元の小学生たちもいる、そんな中で観ていることが、なんとも言えなくて、、、。

上映後の私のトークライブ、胸いっぱいの気持ちで始まったのでしたが、

1時間近くのトークの後、弾き語りで「遠い祖国」と「百万本のバラ」を歌いました。

そして最後のもう一曲は、島根県の江の川に捧げた私のオリジナル曲「江の川挽歌」。2020年の秋に江の川を見る旅をし、その感動を作詞作曲し2021年にレコーディングしたのでした。改めて歌って、なんか心震えました。この地に生きる人たちのつつましさと逞しさにたっぷり出会えた今回の旅。本当にありがとうございました。

明後日からは、「ほろ酔いコンサート」のリハーサルが始まります。

「明日への讃歌」がテーマです。グッと新鮮なプログラムになりそうです。楽しみにね。