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Tokiko Now

2026
08.
04
8・11は【登紀子の「土の日」ライブ】、ゲストは斎藤幸平さんです!

今回が「土の日」スタートから6年目の最後の回。斎藤さんには3年目のスタートだった25回目に出演していただいているので、2回目のご出演です。

最近のメデイアへの活発な動きは目を見張るようで、再度声をかけました。再会嬉しいです!

テーマは「人新生」。

一般的には人の作り出したものが全地球を支配するようになった時代、と説明されています。

斎藤さんが2020年に出した「人新生の『資本論』」、今年出版し、ベストセラーになっている「人新生の『黙示録』」、どちらにも使われている言葉。

最近聞いた説明では1952年アメリカの水爆実験が行われた時、広島原爆の1000倍の威力があり、ほぼ全地球の地層がストロンチウムに侵されたと判断され、後戻りのできない時代になってしまったという意味で「人新生」という言葉が使われたそうです。

 

1945716日にマンハッタン計画が行った初めての実験から、地球は核の脅威に晒されることになったのです。もしこの実験の前に、あるいは実験のすぐ後に、日本が戦争を終結させていたら、広島、長崎への原爆投下は避けられたのでは、と悔やまれるのですが、実際には戦争が終わった後も、核開発は停止されることなく、さらに強力な武器として戦後の米ソ対立の中で、作り続けられたのです。

 

アメリカでは101回の地上実験、828回の地下実験が行われたということです。ソ連がカザフスタンのセミパラチンスクで行ったのは、1949年から1989年までに地上30回、空中86回、地下340回だといいます。

 

今の世界を見渡せば、さらに複数国が核を保有し、それぞれに実験を行っているはずです。目に見えず、匂いもない放射線は実はこの地球の上に、想像以上に広がっているのではないかと不安でなりません。

86日を前に、さらにさらに核廃絶の願いを訴えていかなければ、と実感ひとしおです。

 

私がナレーションを担当したドキュメンタリー映画「サイレント・フォールアウト」は、ネバダでの核実験で被曝した地域の主婦たちがアメリカ全地域から子供の乳歯を送ってもらい、含有ストロンチウムを測ることで、ほぼ全米にひろがっている被曝実態を明らかにした、その活動の記録です。子供たちが犠牲になって行く悲劇の中で、果敢に行動した女性たちに、心からの感嘆を送りたいです。

https://fallout22.com/

7月に私が訪れたカザフスタンでは、1949829日に始まった核実験が1989年に停止され、1991年の829日が核実験停止記念日とされ、今年はそれから25年。セメイ市の核実験停止記念公園で、盛大な式典が行われるということですが、この世界から核が廃絶されていない限り、この記念日を祝えない、そんな気がします。

 

ウクライナ、イランと戦闘状態が続き、核使用の危機も止むことのない今の世界。これから、どこへ向かおうというのでしょうか?

811日(火)夜8時からの「土の日」ライブ、是非みて下さい。

 

さて、この暑い夏、熊本大地震で被災された方の避難生活も極限の苦しいものになっていることでしょう。なんとか水や食料、そしてガソリンやお風呂など、生活に必要なものが供給されるように祈っています。

 

なんとかこの暑さを乗り切りましょう。