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Tokiko Now

2018
10.
04
いよいよ8日に札幌コンサート、台風25号が心配!
いやー、本当に台風24号には参りました。
9月30日、多可町の「日本酒の日コンサート」が延期になってしまいました。
27日に多可町で山田錦の稲刈りをし、書き下ろしの歌「乾杯!」のコーラス練習をし、万全の準備ができていたのに、本当に残念です。

ゲスト出演が決まっていたゴスペラーズの村上てつやさんとのジョイントも楽しみにしていたのに…。悔しいね。
でも来年の2月3日(日)節分の日に代わりの日程を決めましたので、楽しみにしていてください。村上さんは無理のようですが、どなたか、声をかけるつもりです。

翌日、驚いたのは、シャルル・アズナブールさんが94歳で亡くなったというニュース。
9月17日、NHKホールで行われたコンサートが素晴らしかったとを記事を読んだばかりだったので、もうびっくり。
私がデビューした頃は、彼のヒットソングが続々と出ていたので、とっても身近な人です。1971年にリリースしたシャンソンアルバム「美しき5月のパリ」には「私は一人片隅で」を訳してレコーディング、その後「ラ・ボエーム」、最近になってからは「帰り来ぬ青春」を私の日本語訳でレコーディングしています。

彼はトルコによってホロコーストをうけ、ギリギリのところでフランス軍の船に助けられ亡命したアルメニア難民の家族としてパリで生まれ、若くしてエディット・ピアフに選ばれ、育てられた人。
何度か、レセプションなどでお会いし、小柄で気さくで、飾らない素顔に触れることが出来ました。最後まで毅然とステージに立ったその生き方に、敬服です。
こんな風に最後の最後まで、私も歌い続けられたら、と願わずにいられません。見事な最期にご冥福をお祈りするとともに、大きな拍手を送りたいと思います。
今年の「ほろ酔いコンサート」で、何か歌おうかな、と思っています。

さて、28日は姫路の「エンゼル学園」という幼稚園で、コンサートを行いました。
開園50周年のお祝いということで、今の理事長さんのお母様が、個人でスタートさせた幼稚園。当初は80人ほどの園児だったそうですが、今は300人近い園児たち、みんなのびのびと自分を表現する可愛い人たちで、興奮しました。

「紅の豚」を3回もみんなで見てくれていたそうで、しっかり「さくらんぼの実る頃」も「時には昔の話を」も聞きいってくれて、いい雰囲気でした。後方にはまだまだ若いお母さんたちに混じって、「おじいさん」もチラホラ。どの瞳もピュアで気持ちよかったです。

「平和について」をテーマとして頂いていたので、「はだしのゲン」の作者、中沢啓治さんを取り上げ、「広島愛の川」の朗読をしました。
園にあった絵本の朗読には、子供たちが声を合わせてくれて、すごいコラボに。最後に歌った「BEGIN AGAIN」には総立ちになった上に、子供たちがマイクに群がって歌ってくれたの!
本当に滅多にない機会をありがとうございました。

翌日は京都のレストラン「キエフ」でのライブ、1日、2日は「ほろ酔いコンサート」のキャンペーンで、大阪と京都でテレビ、ラジオを駆け回りました。いよいよ「ほろ酔いコンサート」の季節が迫ってきたって、ことですね。

そんな中、10月5日に、BSジャパンで、19時から「武田鉄矢の昭和は輝いていた」という番組が放送されます。テーマは「島の歌」。
歌ゲストは私の他に、三沢あけみさんと、城南海さん。
城さんの三線で一緒に歌った「花」が楽しみです。

台風25号はもう沖縄に迫っているようです。どうぞ気をつけて下さい。
8日の札幌公演は、ピアニスト鬼武みゆきとロシアからの バラライカ・アンサンブルとの共演です。
絶対、中止にならないように、台風の予報を見ながら、ただただ祈るばかりです。

9月6日に起こった地震から約1ヶ月。このコンサートはチャリティーコンサートとして行います。皆さんも応援の意味でもコンサートにお越しください。そして一緒に祈ってね!
皆様も、どうぞお気をつけ下さい。