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Tokiko Now

2019
04.
09
高知からスタート、LOVE LOVE LOVEコンサート!
桜満開の高知で 4月7日、新しいプログラムで、LOVE LOVE LOVEコンサートの幕が開きました。 お初の衣装でステージに立つの、って本当に嬉しいのよ! 三人のミュージシャンとのピッタリの呼吸で、素晴らしいコンサートになった、と思います。練りに練ったプログラムもスムーズで、深々と楽しめました。このプログラムを歌うコンサートは、次は5月31日の大阪フェスティバルホールです。 待ちどうしいなあ! 今回、高知のアコーディオニスト、坂野志麻さんが飛び入りで出演して下さいましたし、フィナーレにコーラスの方との「百万本のバラ物語」がありました。 小学校から熟年までの素晴らしい合唱団の人たちの熱演に、もう感動で歌えなくなっちゃうほど!本当にありがとう。
3月29日、大阪でコンサートキャンペーンをして、30日浄るりシアター、31日に京都で歌った後、関空に泊まり、4月1日にベトナム、ホーチミンへ飛びました。6時間の飛行で、真夏に突入です。 暑い中を疾走するバイク、街に溢れる人々に熱気が懐かしい、12年ぶりのベトナムでした。
今回はベトナム戦争の頃、素晴らしい反戦歌を作り歌ったチン・コン・ソンの没後18年のトリビュートコンサートにゲストとして招かれ、2日、3日の二日間オペラハウスで歌ったのですが、出演歌手がみんな魅力のある実力派ばかりで、チン・コン・ソンの歌を堪能させていただきました。
右から チン・コン・ソンさんの妹さんのご主人、お姉さん、登紀子、妹さん。
1日は彼の命日だったので、彼の家で仏壇にお参りし、97年に初めて彼と会ったアトリエにも入り、壁に飾られた私の絵にも対面、感慨無量でした。チン・コン・ソンの妹さんが、私のためにアオザイを仕立てて下さっていて、試着したら、寸法がピッタリで、これも驚き。ステージ本番もアオザイで出演しました。 ギターの弾き語りで、「坊や大きくならないで」「美しい昔」を歌い、チン・コン・ソンへの思いを込めて「あなたに捧げる歌」を選びました。心がまっすぐに溢れてくれる。それが彼の曲の素晴らしさ。本当に気持ちよく響きました。 海外で歌うのは緊張するけど、いい刺激になりますね。 共演した歌手の人たちも、熱心に聞いてくださり、一番年上の私が、 全体をまとめるような雰囲気になって、本当に家族的なフェスでした。 さて、帰国と同時にまたすごいスタートです。 4月8日から東京新聞の夕刊で、加藤登紀子の書き下ろし連載「この道ーあなたに捧げる歌、」始まったんです。1週間、月曜から土曜日までの6回を、7月末まで16週間書き続けます。大変だけど、すごく楽しみ。ぜひ、新聞読んで下さいね。