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Tokiko Now

2019
11.
12
いよいよ「ほろ酔いコンサート」の開幕です!
今週末の土曜日、佐賀の浪漫座で開幕、翌日が福岡の電気ビル未来ホールで、どちらも午後4時からです。浪漫座はsold outらしいです。嬉しいな! 今年は歌手55年のプロローグ、ということで、なんとか、おなじみの曲を網羅したいと、プログラム、必死で作っているところです。 巡り合った巨匠たち、それぞれの節目の年でもあり、ぜひ、語りたいエピソードもいっぱい。 森繁久彌さんが没後10年。今年は全著作集の全集も発売されています。同じ11月10日に亡くなった高倉健さんは、今年が没後5年。先日生まれ故郷の中間市でコンサートがあり、初めてお墓参りもできました。 ご家族の方からお手紙もいただき、またまた出会い直しになりました。 没30年の美空ひばりさんについては、今年のご命日に合わせて、NHK九州でドキュメンタリー番組を放送しました。亡くなる直前までの貴重な日記や、1989年2月7日、最後の舞台になった北九州の会館でのコンサートの録音が公開され、本当にそれこそが、私にとっての大きな出会いになった気がします。やっぱり、凄い人です。ひばりさん、最晩年の「終りなき旅」を歌います。 健さんもひばりさんも九州とのご縁が深いのも、何か不思議。「ほろ酔いコンサート」のスタートが九州なので、この偶然を大事にしたいです。 ぜひ、楽しみにしていて下さい。 さて、先週末は、金曜日に山形県南陽市で「福島原発被災者支援コンサート」、そして日曜日が福島で「古関裕而メモリアルコンサート」と続きました。 南陽市では、二本松から米沢へ避難した被災者で詩人の関久雄さんの詩集「なじょすべ」から、朗読と私の作曲した歌で「歩いても歩いても」を紹介、ピアニストの鬼武みゆきさんの曲「Long Long Ago」に乗せて、二つの詩を朗読しました。
鬼武さんは福島に3年通い続け、いろんな風景や祭りをテーマに作曲した10曲をアルバムで発売しています。その演奏と、詩が見事に響き合い、胸に染みる共演になったと思います。 また福島支援のコンサートを開けたら、と思います。
そして日曜日の古関裕而さんの曲を歌うコンサートでは、Yaeも一緒に出演。それぞれのオリジナルの歌を1部で歌った後、2部では古関裕而作品を歌わせていただきました。 Yaeの歌った「三日月娘」は、たしか昭和21年の歌ですが夢と浪漫に溢れた美しいメロディで、うっとり。続く「モスラ」は私とのデュエットで歌いました。ザ・ピーナッツのヒット曲なので、「新しいピーナッツだね」と言われて、すっかりその気になった私たち。 1961年映画「モスラ」のテーマ曲で、インドネシア語で作詞されています。私の訳詞で、最後に少しだけ日本語でも歌いました。
続く私の本命は「フランチェスカの鐘」。これは私の4歳の頃、大好きで歌った歌でもあり、2008年の日本の歌のカバーアルバムでも歌っている大好きな曲。若い方にも知って欲しい名曲です。 さらに本命「栄冠は君に輝く」! この曲はご存知、甲子園高校野球のテーマソングですが、私は去年の映画「ああ、栄光は君に輝く」の中で、アカペラで歌っています。 来年は古関裕而さんの生涯が朝のNHK連続ドラマになるというので、福島は、すごく盛り上がっていて、この日も小学生や高校生のコーラスもありました。 毎日毎日が、新しい発見のあるコンサートが続き、いよいよ明日から「ほろ酔いコンサート」のリハーサルです。 出来るだけ沢山の曲を準備して、出来るだけたくさん歌いたい、と張り切っています。 九州の会場でお会いしましょう!