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Tokiko Now

2020
03.
27
「未来への詩」NHKラジオ深夜便開始、4月1日です。

桜の花も咲き始めたというのに、週末自宅待機、という辛い結果になってしまいましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

こんな日々ですが、時計は確実に春に向かって動いていますよ!
4月1日の深夜から私の書き下ろし曲「未来への詩」が、NHKラジオ深夜便で放送開始!4月5月の2ヶ月間、毎晩深夜1時台に流れます。

2006年に「檸檬 Lemon」、2013年に「過ぎし日のラブレター」、そして今回三作目の「深夜便のうた」が「未来への詩」。
コーラスに娘のYaeと劇団ひまわりの子供たちが加わってくれています。

折しも、25年前、私が音楽を担当し、加藤剛さんが主演された劇団ひまわりの舞台「コルチャック先生」の復活公演が今、東京で続いています。ポーランドのユダヤ人孤児と共に、アウシュビッツに消えた一人の医師の物語。悲劇ですが、あったかくて強い人々の姿が描かれています。

初日の21日を池袋の「あうるすぽっと」で見させて頂きました。
主演、演出の栗田芳宏さんのコルチャック先生、素晴らしいです。
舞台進行もスマートで美しかったし、子供たちの歌も声が生き生きと響いていて、胸を打たれました。

娘のYaeも19歳の時、「コルチャック先生」の舞台に立ったのが、歌手になるきっかけだったことを思えば、「未来への詩」で、また劇団ひまわりとコラボレーションできたのも何か不思議な回り合わせですね。

さて医師と言えば、去年アフガ二スタンで凶弾に倒れた医師・中村哲さんの追悼を込めた会が3月26日鹿児島で無事開催され、久しぶりに深々と想いを込めて歌うことができ、とっても嬉しかったです。

医師でありながら、アフガニスタンの砂漠化で崩壊していく人々の暮らしを救うために井戸を掘り、灌漑用水路を作ることに命をかけた中村哲さんの生涯は、私達に人の生きる力の素晴らしさを教えてくれます。心の中に哲さんを想うだけで、なんか強くなれる気がする!
この会に参加できて本当に良かった!

今日は、6月27日のオーチャードホールコンサートのチケット、一般発売開始です。これから夏に向かって、少しでもコロナ感染の不安が収まってくれることを信じて、夏への準備を進めます。
絶対素晴らしいコンサートにしたいです。

みなさんも、気持ちを前に向けて、大いに楽しいプランを持って夏を待ちましょう!

夏のコンサートに向かって時計は動いています。

「遠い昔から、人は歌い続けた
どんなに暗い夜にも、朝が来るように」