Tokiko Now
09.
子供食堂を応援するこの日のチャリティーコンサート、もうずっと楽しみにしていたコンサートです。客席を半数にするために、昼夜2回公演になりました。
テーマに沿って、私のオリジナル曲「君が生まれたあの日」や今年の歌「この手に抱きしめたい」をプログラムに加えました。
ゲストに出演する次女のYaeもオリジナルの歌「ともに歩こう」を歌うことにしています。
Yaeは今年歌手生活20周年。加藤登紀子の新曲「未来への詩」のコーラスでYaeが参加したことをきっかけに、今年はNewアルバム「On The Border」を加藤登紀子のプロデュースで作りました。20年間ほとんど口出ししてこなかったのですが、今回は、じっくり全13曲の選曲、日本語訳詞、歌のディレクションまで徹底的に手をかけました。
10・7の発売を前に、昨日記者会見が行われ、Yaeが数曲歌も披露したのですが、タイトルの「On The Border」には、様々な分断をのりこえて、とうメッセージを込めた、と言う発言を受けて、記者から質問で、「親子のコラボで、分断の危機は来ませんでしたか?」と言うのが飛び出したのでした。(笑)
確かに、激突の瞬間はあったものの、今回のコンビネーションは素晴らしかったと、思います。
このコロナ禍で、時間がたっぷりあったので、このアルバムに集中出来たことが、本当に嬉しかったです。音楽に専念できる時間はやっぱり最高!本当に救われました。
私自身も歌手55年の中で、歌の持つ力をまっすぐに伝える歌手の使命のようなものをやっと感じるようになり、Yaeにも歌うことの大切さを体に刻んでほしい、と願ったのです。
Yaeのコンサートは11月10 日渋谷伝承ホールです。この日も昼夜2回で半数の客席で開催します。どうぞ、皆さんでいらして下さい。
さて、9月27日は北海道東川町で、ゲストに中川翔子さんを招いての野外コンサートでした。前前日に大雪山の旭岳に雪が降り、グッと気温の下がった曇り空!
素晴らしい(?)寒さの中で、ビュンビュン風に吹かれて、何だか奮い立つような気持ちで歌いました。


真っ先に「百万本のバラ」「知床旅情」でスタート、広い緑の草原にゆったり1000人限定のお客さんを前に、心ゆくまで歌った1日。
翔子さんも、熱いコメントと、元気いっぱいの歌声で、大盛り上がりでした。
フィナーレに東川中学校吹奏楽部が登場、ダンスを交えたオリジナルのレパートリーを披露、ジブリソング「となりのトトロ」と東川Song「ここは地球のど真ん中」をみんなで歌い、何と最後には全員の記念写真も撮りました。

そうこの町は「写真の町」ですからね。
この写真はきっと歴史に残ることでしょう!
コンサートの途中から空に太陽が出て、ファンファーレのように祝福を贈ってくれたことも、しっかり感謝を込めて思い出に刻みたい、と思います!
さあ、やっと秋らしい空を見上げる季節になりました。颯爽と一歩ずつ前に向かってしていきましょう。