Tokiko Now
11.
今年の「ほろ酔いコンサート」は、「Never Give Up Tomorrow」。
キッパリと幕を開けたいと思います。
不安はまだまだありますが、コンサートは出来る限りの感染予防対策を準備し、客席数を少なくして、いつもの年とは違うけれど、楽しさはいつも以上に、を目指して、開催したいと思います。
いつものロビーでの樽酒の振る舞い酒は出来ないので、大阪、横浜、東京は大関さんから素晴らしいお酒のお土産のプレゼントがあります。お酒に添えられた登紀子カードに、登紀子メッセージと「酒は大関」のアカペラ生歌が見られるQRコードが添付されています。
会場に来てくださる方だけの贈り物!ちょっとすごいでしょ?
久しぶりに顔ブレが揃ったリハーサル、ほんとにわがバンドのカッコよさに、惚れ直した感じ!

今回、クローズアップした珍しい曲が数曲。 ひとつは、93年に高田賢三さんとコシノジュンコさんの文化服装学院時代を描いたドラマ 「夢は世界のデザイナー ケンゾー・ジュンコの青春物語 にテーマソングとして作った「石ころたちの青春」。 このドラマに賢三さんたちの先生だった小池千枝さんの役で出演させていただいたご縁があります。 世界をリードした大御所だけど、みんな若い時は、無名の石ころだったのよ!と今の若い人たちへのエールも送りたいし、この歌で亡くなられた高田賢三さんに追悼を込めた拍手を送りたいです。本当に素晴らしいファッション革命、ありがとうございます、と。 もうひとつは、「Now Is The Time」。2002年1月1日、ニューヨーク貿易センタービルへのテロの報復でアフガンが無差別爆撃されていることを思いながら過ごした、夫藤本敏夫との最後の正月に作詩作曲した歌。この年の春からテレビ番組「宇宙船地球号」のテーマ曲になりました。 アフガンへの爆撃に抗議し、砂漠の緑化に尽くした中村哲さんへの追悼も込めて歌います。 そしてもうひとつ、「形あるものは空」という80年代初め頃に作った歌。なんだかとっても今年の気分、何十年ぶりに歌います。 「形あるものは空、形あるものは不自由、形あるものは罪、形あるものは恥ずかしい」 二番がもっと今年の実感。 「力あるものは空、力あるものは不自由、力あるものは孤独、力あるものは恥ずかしい」 バンドのメンバーの素晴らしいソロにもご注目。 今年はコロナ感染の事態の中で、90分、一本勝負です。 圧縮された中に、ほろ酔いらしいノリノリと、じっくりと語る歌を、と欲張っています。 弾き語りは、歌いたいものがいっぱいで、今,30曲ほど練習しています。その中から自由自在に選びながら、その日その日で変えて行こうと、一番ほろ酔いらしい原点に帰ったステージをというわけです。 リハが素晴らしかったので、もう待ち遠しいです。早く本番で歌いたいです。みなさんも、楽しみに待っていて下さい。 さて、今年の9月11日からスタートさせた「登紀子土の日ライブ」、11月11日は漫画家で作家のヤマザキマリさんをゲストに「紅の豚の時代を語る」をYou Tube生配信しました。見てくださった方もあると思いますが、ほんとに、ほんとに楽しい時間でした。
~石ころたちの出発(たびだち)~

アーカイブでも見られます。ぜひ見て下さい!
https://www.youtube.com/watch?v=9QUKQaAuxc0&list=UUO5-99Qh90nHwX2tmK4Q2Nghttp://
何があっても万全の構えで、ほろ酔いコンサートを迎えたいと思います。みなさん、応援して下さい。そしてくれぐれも体に気をつけて!