87年の作品、私、山城新伍さんと夫婦で出演しています。

もう34年前ということになりますが、「居酒屋兆治」に出演した後だったので、なんか映画付いてたのでしょうか。

犬が主人公だったので、人間の演技は3の次くらいだったので、遊びに行ってたようなものでしたが、今は亡き山城さんが、楽しい方で、映画にまつわる裏話をあれこれ話して下さったのが懐かしいです。

渋谷駅前を再現するような立派なオープンセットで、風を起こす巨大な風車が回ってたとか、思い出します。

さて先週の「プレバト」では、俳句で1位になったので、どこへ行っても「おめでとう」なんて言われちゃって、恥ずかしいような、照れくさいような。

どんな俳句だったか、というと、銀行とかのお待ち番号、をお題に、

「やりくりも万策尽きて梅雨ごもり」

でした。「一切直しいりません」と夏井先生は言って下さってのですが、自分で勝手に、ちょっと寂しが過ぎたかなと反省。

季語はもっとほかに考えてもよかったかな、と後になってから添削。

「やりくりも万策尽きて夏至の月」

と直してみました。

6月21日の夏至の頃、日暮れる前の空にぽっかりと浮かんだ月があんまり綺麗だったので。

仕事もなく、おでかけ用事もなく、家にいる時間の多いこの頃だからこそ、こんな時間に月を見られてるんだな、と感慨深かったので。

本当は、凡人3位の陶芸作品の方が自信あったんだけどね。先生のご批判にはチョッピリ不満の私でした。

古い田舎屋風の四角い小屋の形のキャンドルシェード、中から漏れる蝋燭の明かりを楽しめる、なかなかの作品だと思ってたんだけど、、。

昨日の夜は、同じBSプレミアムで、「中森明菜特集」をしていて、中島美嘉さんのカバーで「難破船」を聴きました。彼女のうちに秘めたエネルギーに、引き込まれるような、いい歌でした。ありがとう！

そして昨日と一昨日の2日間は宮城県のコンサート。

26日は仙南えずこホール、27日は七ヶ浜国際村ホール。どちらも素敵なデザインのホールで、15年前に来た時に大感激したのでした。去年からの延期代替えのコンサートで、客席は半数に抑えての公演だったのですが、熱い拍手が心に残る、思い出深いコンサートになりました。

七ヶ浜では、震災から10年経った海岸を見に行き、何事もなかったように楽しそうな初夏の風景の中で無心に遊ぶ子供の姿が心に残りました。

大きな防潮堤も完成し、この夏は、人で賑わいそうです。

まだまだ問題は残っているのでしょうが、10年を乗り越えた皆さんに、心から拍手をおくりたいです。

今日は友達の鳥海太郎さんの個展に出かけました。詩人の高塚かずこさんの「生きる水」という本のコラボレーションで、いつものように溌剌と色鮮やかな絵で詩の世界を彩っています。

7月3日まで銀座の画廊（養清堂画廊）で開かれています。よかったら見てください。

オーチャードホール公演までは、後3週間。しっかり体調に気をつけて万全の状態で迎えたいと思います。どうぞ楽しみしていてください。