New information 最新情報

Tokiko Now

2021
08.
16
いよいよ今週末フジロックです!


激しい雨に日本中が襲われている感じ。ほんとに心配でいっぱいです。この雨は金曜日位まで続きそうですが、週末は、晴れそうです。

 

私のフジロック出演は、土曜日のお昼。ピラミッド・ガーデンというフィールドで歌います。



プログラムもバッチリ決めてリハーサルも終わっています。



今年はセンチメンタル・シティ・ロマンスの細井豊と、元リーダーの告井延隆と一緒に、亡くなった中野督夫を追悼する思いも込めて熱いライブにしたいです。

https://www.fujirockfestival.com/

 

最後に新しい曲「声を上げて泣いていいですか」を初披露します。今年のオリンピックの中で吹き出した思い、歌います。



オリンピックの途中で帰国命令が出て、急遽亡命を決めたベラルーシのツイマノフスカヤ選手のことは、胸に刺さりました。

世界が激しく動いているのを感じます。



彼女の亡命の直前にも、同じベラルーシの活動家の一人、ビタリー・シショフという人が、脱出先のウクライナで殺害されています。


強権を振るう国家指導者が、続々出てきている感じで、心配です。

 



一方でアフガニスタンでは、たった今、ガニ大統領が国外に退去、政権をタリバーンに移譲したとのニュースです。いろんな心配や憶測が発信されているようですが、哲さんの足跡を辿って私の書いた「哲さんの声が聞こえるー中村哲医師の見たアフガンの光」の中に書いたように、タリバーンの「イスラム首長国」は1996年に一度樹立されています。



哲さんがその時に「やっと平和になると思った」と言われていたことを思い出します。残念ながら、アメリカ軍の軍事攻勢で、再び泥沼の内戦になってしまったのでしたが、今回は、これ以上の内戦にならない事をこころから祈りたいです!

 

「アフガニスタン人の、アフガニスタン人による、アフガニスタン人のための仕事」を求め続けた中村哲さん。



「その地域の慣習や文化について一切これを良い悪い、劣っている優れている、という目で見ない」という哲さんの言葉を思い出して、これからのアフガニスタンを見守りたいと思います。



哲さんに生きていて欲しかった!今日ほど強く感じたことはありません。