先週末21日12時半から、緑いっぱいのピラミッド・ガーデンで1時間のライブをやりました。

とってもいいお天気で、芝生の上に置いたフラフープに1人づつ、少し距離を置いて座っているお客さんのリラックスした雰囲気が素晴らしかったです。

「大脱走」「お前の人生」で幕を開けたライブ。ギターの告井延隆、キーボードの細井豊のバック。

青空、白い雲、緑いっぱいの山、何もかもがこの歌にぴったりで気持ちよかった。本当にフジロック向きの歌だね。

この2曲は73年に結婚後の再スタートになった時の曲、告井さんと作ったアルバム、「回帰船」「この世に生まれてきたら」

が今も新鮮で不思議です。

そこから「イマジン」へ。

今年のオリンピックの開幕式で歌われた歌でもありましたが、あの歌のバックにドローンで地球儀が出てきたでしょ。実は前日のリハーサルでは「イマジン」の歌詞がその後夜空に出たんですよ。本番では何故か出なかったけど。

この後はじっくり、去年、コロナ禍で緊急事態宣言が出てすぐに作った曲「この手に抱きしめたい」に続き「時には昔の話を」を歌い、後半、「さくらんぼの実る頃」「Revolution」「Power To The People」「Never Give Up Tomorrow」と一気に続きました。

「Never Give Up Tomorrow」のリフレインを歌いながら、なんか泣けてきちゃって、「本当に頑張ってるよね、本当にギリギリだよ」みたいな思いが溢れて、、、。

この後一曲新曲を歌いました。

この7月27日に亡くなった中野督夫さんに捧げる気持ちと、オリンピックで起こったいろんな出来事を思いながら作った歌、「声を上げて泣いていいですか」をエレキギターの弾き語りで、、。まっすぐ気持ちが溢れて、もう泣いてました。

その後フィニッシュのつもりで歌った「雨はいつか」、でしたが、3分時間が残ったので、「愛の讃歌」を最後に歌いました。

胸の中にうづく思いを出し切った、フジロックらしいライブができたと思います。

今年のフジロックは海外のアーティストが来られなかったので、全部日本のアーティストで開かれました。

2０日の夜のGreenのステージには「RADWIMPS」、２1日には「King Gnu」が素晴らしかったです。もう大感動でした。

演奏のクオリティもアレンジも瞬間を切り裂き、心をつかむ力があって。もちろんヴォーカルの野田洋次郎さん最高。King Gnuの井口理さん、常田大希さんもすごい！現場ではみられなかったけど、YouTubeで生配信見られたので嬉しかったです。

8月もここで大きな山を越し、9月に入ると、もう一山いろいろ始まります。

9月1日3枚組のCDアルバム「花物語」発売です。

楽しみにね！