Tokiko Now
02.
先週日曜日、無事に江津市でのコンサート開催できました。
日本列島に豪雪の嵐が吹き荒れる中、心配しましたが、前日の夜、広島空港に無事着陸、中国山脈を越えるときは雪でしたが、江津は全く雪がなく、翌日の本番は、曇り、時々晴れ、時々吹雪という1日。
強風の中で飛沫を上げる冬の日本海に滔々と流れる江の川の豪快な風景も見られました。

「江の川挽歌」を「江津市ジュニアシンフォニック・オーケストラ」との共演で初披露。当日の音合わせだけでしたが、素晴らしい演奏で、泣きそうでした。コロナ禍で練習ができなかったそうですが、その堂々とした演奏に感服です。
約100分のコンサートを2回。ゲストにYaeも参加して、充実したプログラムになりました。


江津市では、各地の音楽大学の卒業生がこの町に移住して、演奏活動と福祉の仕事などを両立させながら、音楽発信していける構想を進めていて、今回のコンサートも「江津市文化芸術祭」として開催されました。これからも、いろんな交流を進めていければいいな、と思います。
さてその前前日の18日は、日本訳詩家協会(JASTS)の主催でけやきホールのコンサートでした。理事の中で歌っている主要メンバーの4人と、ゲストに渡辺えりさんをお招きして、私が最後を受け持つ盛大なコンサートになりました。

原則としては、会員のみの限定コンサートでしたが、すごい濃い内容で、えりさんはえりさん自身の訳詞で「サマータイム」と「ローズ」、そしてアストール・ピアソラの「ロコへのバラード」を熱唱!私もピアソラを熱唱(?)しました。
「リベルタンゴ」「忘却」「3001年へのプレリュード」。
こういう歌は、熱唱しかできない歌で、この日は、それぞれの出演者の熱唱のあとだけに、盛り上がってしまいました(笑)。

今年はピアソラの没後30年、生誕100年というので、世界でも多く演奏される年になりそうです。私も歌ってみて改めて、曲に素晴らしさに圧倒されます。コットンクラブでも歌いますので、楽しみにしていて下さい。
コットンクラブのあとは、週末の26日、八ヶ岳高原音楽堂でのコンサートがあります。ここでも、ピアソラを歌います!
今年は大雪だそうですが、また美しい雪景色の中で歌えるのを楽しみにしています。
春の足音を聞きながら、寒さに震える季節。くれぐれも体に気をつけて!