Tokiko Now
05.
5月の連休中、河口湖のステラシアターで、MISIAさんのキャンドルナイトにゲスト出演しました。
他にも、清水ミチコさん、ギタリストの村治佳織さん、沖仁さんなどが出演、そしてMISIAを支える素晴らしいミュージシャンと、本当に充実したコンサートになりました。4日間全部出演出来て、もう「河口湖に引っ越しちゃった!」みたいな感じの連休でした。
4日のコンサートはWOWOWで生放送されましたので、見てくださった方もあると思います。
写真提供 リズメディア

MISIAさんの声の広がりと強さに会場が、一気に一体となる素晴らしいライブでした。ずっと聴いていたので、東京に帰ってからも彼女の声が私の中で響き続けています。
ノリノリの曲も素晴らしいけれど、ドラマティックなバラードには圧倒的な感動がありました。
そして私とのセッションでは、「百万本のバラ」をデュエット。最初の2日間は村治佳織さん、後半は沖仁さんのギターも一緒でした。MISIAさんの音域の広さ、あってこその楽しいデュエットでした。そしてとっても感動的だった「花はどこへ行った」のセッション。
ウクライナの紛争が始まった後すぐに、彼女のコンサートで、いろんな訳詞がある中で、私の訳詞でこの歌をうたってらっしゃるのを聴いていました。今回は、私のキーで1、2番を歌い始め、MISIAさんのキーで3、4番、その後をまた私が5、6番を歌い、最後にMISIAさんのオリジナルの歌詞の7番を二人のハーモニーで終わる、という構成。この歌の歌詞の通り、時の流れを感じられる壮大なものになりました。
写真提供 リズメディア

寒さの中、身じろぎ見せず聞いてくださった聴衆の皆さん、キャンドルの明かりに大きな願いを込めたコンサート、本当に参加させていただいて嬉しかったです。
写真提供 リズメディア


鎌田先生は、日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)の代表です。今回私の新しいアルバムを、この基金のために制作したので、皆さんにもJCFの活動を知っていただくために、じっくりとお話をお聞きします。すごい貴重な土の日になりそう。お見逃しなく。5月11日の夜8時です。
ウクライナ支援のニューアルバム「果てなき大地の上に」にはジョン・レノンの「Imagine」、MISIAさんとも歌った反戦歌「花はどこへ行った」、そして私の新曲「声をあげて泣いていいですか」と「果てなき大地の上に」、1972年、結婚した年の曲「海からの願い」、福島からの避難者の詩人、関久雄さんの詩集「なじょすべ」から詩を2つ選んで鬼武みゆきさんの曲「Long Long Ago〜Takizakura」のピアノソロに合わせた朗読、ラトビアの子守唄から始まる「百万本のバラ」のライブ盤、の7曲が収録されています。

今年の夏のコンサートでも、「百万本のバラ」はこのロングバージョンで聞いていただきます。新曲も是非、このコンサートで聞いていただきたいです。
夏のコンサート初日となる5月22日の秦野市文化会館で、このアルバムの緊急先行発売も決めました。
さあ、初夏の風に乗って、精一杯心を開いて行きましょう!