2022年という年は、加藤登紀子の正念場のようです。

歌のひとつひとつに込められた意味や思いがずっしりと深く大切で、これまでにないコンサートになった気がします。

6月5日(日)の山形東ソーアリーナ、そして渋谷Bunkamuraオーチャードホールへと、極めていきたいです。

(メンバー　鬼武みゆき・今尾千香・告井延隆・早川哲也)

5月22日に発売したウクライナ支援のCD「果てなき大地の上に」にも大きな反響をいただいています。収録曲の「声をあげて泣いていいですか」は5月18日にNHK Eテレで放送された「視点論点」でも聴いていただきました。

エレキギターの弾き語りで歌ったのですが、この赤いギターが、なんだか話題になり驚きました。エレキギターはフジロックなどの野外のコンサートでアコースティックギターが使いにくい時の切り札で、これまでも「Imagine」や「Power To The People」などを歌ってきましたが、あらためて私の大事な相棒になってくれそうです。

さて今週は26日(木)に川崎市幸文化センターで「地球市民講座 中村哲追悼トークライブ」があります。1部では私が昨年書いた著書「哲さんの声が聞こえる」を軸に、今起こっているウクライナの戦争についてもお話しようと思っています。2部では新しいCDの曲など大事な思いを込めたミニライブ。この時期に、こういう機会をいただけて、本当によかったと思っています。気を引き締めてこの事態に向き合う私の思いをお話しします。

5月29日（日）15:28からNHKBSプレミアムで晩年の美空ひばりさんの足跡を私が追った番組、『終わりなき旅〜歌姫ひばり　最後の日記〜』の再放送があり、31日（火）19:57からはNHK総合「うたコン」に出演します。ぜひ観てください。