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Tokiko Now

2022
06.
20
オーチャードホール、充実したコンサートでした。ありがとうございました。

618オーチャードホールコンサート、混成カルテットのコーラスで幕を開けた1部。「海からの願い」、それに続く「色即是空」は、1972年に作った曲。これから始まることへの無限大の夢に溢れていた、その思いからスタートしました。




「時には昔の話を」「愛のくらし」に続く「生まれた街」は、もう何年も歌ってなかったアルバム「回帰船」の歌。



生まれ故郷ハルビンを描いていて、今ほんとにリアルに伝わって来て、自分でも驚くほどでした。

 



万感を込めて「あなたの行く朝」「知床旅情」を歌った後、今年のウクライナ支援アルバムのなかの歌を歌いました。



「なじょすべ」の朗読。新しい曲「声を上げて泣いていいですか」「果てなき大地の上に」。

 



2部はガラッと世界を変えてアストール・ピアソラを3曲。今年のコンサートを「時を超えるもの」とタイトルを決めた時、まず選んだ曲でした。「リベルタンゴ」「忘却」「3001年へのプレリュード」。ピアソラは去年が生誕100年。何故かその人生の長さだけの濃厚な歴史が濃縮されたような世界。人間の持つ業の深さ、罪深さに圧倒されるようです。

 



これを受けてNHKの「映像の世紀」のテーマに私の詩をつけて朗読した「無垢の砂」。

後半は「リリー・マルレーン」「花はどこへ行った」、そしてこのコンサートで特別な9人のコーラスに参加していただいて「百万本のバラ物語」をフィナーレに!




このエターナルコンサートは、大阪の新歌舞伎座で820日とずっと先ですが1126日に愛知県の豊川であります。

一生分の思いを込めて組んだプログラム。次に歌える日が待ち遠しいです。

配信ではオーチャードの映像が今月29日から観ていただけます。ぜひ追いかけてください。

 

さて今週末は、あきる野市で「百万本のあじさい祭り」です。

Yaeも一緒に、ほっと一息、気持ちのいいライブにしたいです。