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Tokiko Now

2022
10.
17
11・2 、新曲「乾杯!」「知床旅情(新録)」リリースです!

 1971年にスタートした「ほろ酔いコンサート」が東京で50回を迎える記念の年。「ほろ酔いコンサート」のテーマソングとして数年前に酒米山田錦に捧げる歌として作詞作曲した「乾杯!」をレコーディングしました。

 本当に楽しいレコーディングでした。コーラスがすごくいいのよ!辛いことの多かった今年の年末は、この曲で一気に盛り上げていきたいです。同時に悲しい現状をしっかり胸に刻むために、新たな鎮魂の思いを込めて歌った新録の「知床旅情」も聴いてください。

 

 このNew CDと「ほろ酔いコンサート」のキャンペーンで全国を走り回る忙しい10月になりました。

 本当なら1012日から20日くらいまでジョージャに旅行するはずだったことが嘘のようです。コロナ感染状況は回復に向かっていましたが、ウクライナとロシアの戦争の混乱を懸念して旅行を中止することになったことは本当に残念です。

 ロシアのウクライナ侵攻から8ヶ月、戦況はますます激しさを増しています。避難していた人が戻り始めていた再び首都キーウへのミサイル攻撃まで起こってしまいました。

 ロシア国内の反戦抗議の動きも大きくなり、「百万本のバラ」を歌った歌手、アーラ・プガチョアは戦争反対を表明して国外に出ていましたが、830日の亡くなった元大統領のゴルバチョフ氏の葬儀のためにロシアに帰り、改めてその意志を表明しました。彼女の身の安全を心配していましたが、今は再び国外に出国したと、報道されています。

 

 そんな中、1023日、札幌で開かれる「今心CHILD MUSIC FESTIVAL」に出演することが決まりました。

 札幌芸術の森 野外ステージです。夕方6時からの出演なのでちょっと寒そうだけど、暖かくして来てください。

 エレキギターの弾き語りで、ウクライナ支援CDの「果てなき大地の上に」「声をあげて泣いていいですか」「花はどこへ行った」など歌います。 

 

 それから、吉祥寺のアップリンクで、森山周一郎さんのドキュメンタリー映画「時には昔の話を」が1021日からスタートします。この初日には加藤登紀子も上映後のトークで出演しますので、ぜひ来てください。監督の小原正至さんが5年の歳月をかけた映画。私のこの映画のために「時には昔の話を」をピアノバージョンで新録しました。映画でしか聴いていただけない貴重な音源です。


 

 そしてその2日前の19日には、銀座のTCC試写室で土の再生に挑むホリスティック農業をアピールする「To Which We Belong 君の根は。大地再生にいどむ人びと」が上映されます。辻信一さんが上映後のトークをされるので見に行こうと思っています。

 未来を探している人、必見です。大地再生にこそ、今突き当たっている地球の温暖化、気候変動への解決策があると。そのためには農業を変えなくてはならない!強烈なメッセージです。


 声をあげなければ、と思うことがいっぱい!

登紀子は走り続けます。「どこにいても私」です。どこかでお会いしましょう。