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Tokiko Now

2022
12.
29
2023年が希望の年になりますように!

「ほろ酔いコンサート50年祭」、無事12月27日に終了しました!

思い残すことは、何もない!と思ってしまうほど、気持ちよく、思う存分を歌ったコンサートになりました。

ゲスト・タブレット純さんと歌った「灰色の瞳」「この空を飛べたら」は、すごいパワー溢れるデュエットになりました。

彼の話し声と歌の声のギャップが可笑しくて、モノマネも最高!

彼の稀有な才能にみんな、驚くばかり。

大拍手でした。来年も何か一緒に出来たらいいな、と思っています。

フィナーレの「乾杯!」に登場してくださった湯川れい子さん団長のコーラス隊も、本当に素晴らしく見事な世界が生まれました。

このままベートーベンの「第九」のフィナーレを歌ってもいいんじゃない?と思うほどでした!

湯川れい子さんのパワーにはいつも脱帽!

素晴らしい先輩です。

でも、その湯川さんが突然私に「親分!」と呼びかけたのにはびっくりしました。

来年1月22日に87歳になられる湯川さん!私もこの27日に79歳になりました。お互いに元気で活動できていて、本当に幸せだと思います!


 


 

 

 

それにしても2022年は、コロナ感染のパンデミック3年目と、ロシアとウクライナの戦争が重なり、不安の大きい年でした。
さらに2月24日のウクライナ侵攻からちょうど2ヶ月の前日の4月23日に、知床半島で悲しい海難事故!20人の方が亡くなり、6人の方が今も行方不明です。
私も一生分の力でこの悲しみに向き合わなければ、と奮起した一年でもありました。
5月にウクライナの被災者を助ける支援CDを出しました。
その収録曲「イマジン」「花はどこへ行った」、オリジナル曲「声をあげて泣いていいですか」「果てなき大地の上に」も、コンサートの重要な曲になりました。
「知床旅情」も今年、知床の事故で犠牲になった方へに鎮魂を込めて、新しいアレンジでレコーディング。その思いを込めて1部の最後に歌いました。
1部ではお客さんに書いていただいたリクエスト曲からギターで歌い、2部では「難破船」「冬の蛍」「帆を上げて」などの別れ歌を聴いていただきました。
「ほろ酔いコンサート」が始まった1971年からの時の流れをひたひたと味わいながらの2022年、しっかり歌い切ったコンサートになりました。

この日のステージを有料配信しています。

「ほろ酔い50年祭 配信チケット情報」

28日ー29日のみ見られるチケット発売中です。ぜひ楽しんでください。




年末にやっと間に合った新著「百万本のバラ物語」(光文社)もたくさんの方に買っていただき、会場によっては売り切れになってご迷惑をおかけしました。

12月21日から全国の書店で発売していますので、年末年始のお休みにぜひ読んでください。

1989年のベルリンの壁の崩壊に象徴される東西和解の世界から、今年の戦争まで、一体何があったのか、どうしてこうなってしまったのか、悔しさと祈りを込めて書いています。

来年が、未来に道が開かれる希望の年になることを切に願って、、。




この年末は東京はお天気に恵まれていますが、今年は雪の多い年、豪雪地の方は、十分お気をつけになって、素晴らしいお正月をお迎えください。

この一年、いろんな応援ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
皆様にとって、新しい年が幸運な年であることを祈っています。
どうぞ良いお年を!

◉Tokiko Kato