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Tokiko Now

2023
03.
16
いよいよ春ですね!今週末は奥州市でコンサート!
先週はWBCの連勝でワクワクの日々、私は楽しくコンサートで、いい旅をさせていただいてました。
 9日の倉敷、11日の徳島県阿南市、12日の阿波市、それぞれ想い溢れる忘れ難いコンサートになりました。久しぶりに終演後のサイン会も実施できて、歌を聞いてくださったみなさんと直接お会いできる嬉しさも、ひとしおでした。

実はこのツアーの前日の8日には、広島でスティングのコンサートがあり、チケットをゲットして出かけたのでした。
 胸の底にズンとくるあの声で、懐かしい歌を次々と、自然体でのびのびと歌うスティングを、なんと一列目で見たのです。
客席もノリノリでしたが、私も立ちっぱなしで声を上げていました。ベースを弾きながら歌っていた彼が、アンコールの最後に、ギターの弾き語りで「フラジャイル」を歌った時には、もう涙でいっぱい。なんとステイング自身も泣いていたのです。

倉敷は3年前から持ち越された音楽祭、テーマが「北日本」だったので、それに答えて「知床旅情」「この空を飛べたら」「冬の蛍」など、しっかりと届けることができたと思います。

 阿南の日は「311」のちょうどその日だったので、震災後に作った「今どこにいますか」を、心込めて歌いました。
 そしてもう一曲、突然歌ったのは「銀座の雀」。
 なぜならこの曲の作詞が徳島出身の野上彰さんだったからです。歌手としてデビューした頃、とっても可愛がっていただきました。森繁久彌さんとも親しくて、この「銀座の雀」は、お二人が銀座で飲んで、新宿へ梯子した時、タクシーの中でできた詩だったそうです。野上さんが曇った窓ガラスに指で書いたんだ、と森繁さんから聞きました。
 私の夫、藤本敏夫も、この歌が大好きでよく歌っていました。
 歌は、思い出も風景も何もかもをアリアリと運んでくれます。

 この日のWBCでは、陸前高田市出身の佐々木朗希くんが先発ピッチャーとして好投。まだ21歳の彼は、小学校の時に震災に遭い、お父さんを亡くしていますので、この日はお父さんの13回忌だったわけです。真っ直ぐな視線が、印象的でした。
  
 この夜8時からは、私の土の日ライブが配信され、ゲストにBRAHMANTOSHI-LOWさんを迎え、大関さんのTHE ONLY ONE CUPを飲みながら、徹底的に語り、歌いました。すごい夜だったなあ。彼の歌ったアルバム「旅鳥小唄」の曲「オーオーオー」が、素晴らしくて、もう涙でいっぱい。
 アーカイブではいつでも見られますので、何回でも見てください。

 12日の阿波のコンサートも、盛り上がり、久しぶりに「百万本のバラ」を客席でも大合唱できて、嬉しかったあ!
 終演後は、その日Yaeがコンサートを開いた西宮にひた走り、打ち上げに合流したのでした。まさに忘れられない強行軍でしたが、応援してくださった皆さんと一緒に乾杯出来て、よかった!本当にありがとうございました。
 翌日は1日中神戸で過ごし、ラジオ関西で夜7時から「Yaeと登紀子の地球に乾杯」を生放送。楽しい1日でした。

 さて、今日のWBC準決勝の結果が気になりますが、今週末の318日は、奥州市文化会館でのコンサート。奥州市は大谷翔平さんの故郷ですから、どんなに盛り上がることでしょう!
 ちょうどいい時に、ちょうどいいところで歌える私。本当に幸せ者です!チケットの販売も好調なようで、なんとも嬉しいことです。

 お会いするのを楽しみに!