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Tokiko Now

2023
07.
04
今週末、福岡、エルガーラホールでコンサートです!

コンサートが何より楽しみな毎日です!

今週土曜日、78日の福岡コンサートは、なんとお酒付きのコンサート!オーガニックのお米で作られた貴重なお酒、「風の民、土の民」の4合瓶がプレゼントでついているんですって!おまけにロビーでの振る舞い酒もあるのよ!

夏のコンサートではとっても珍しい企画です。

プログラムは「百万本のバラ物語」ですが、弾き語りで、ちょっとアドリブもあるかもね。どうぞお楽しみに!

 

 さて先週は石川県津幡町での「百万本のバラ物語コンサート」でした。素敵なデザインの素晴らしいホール、津幡町文化会館シグナス!ウッディな空間で音も最高でした。久しぶりの石川県だったので、スタートから胸いっぱいでした。

能登半島は海を越えた私の生まれ故郷にも一番近くて、引き揚げの前、ハルビンで難民時代にお世話になった人が七尾市に住んでいらしたご縁で、森繁久彌さんが詩を作られた「能登の夢」という歌をレコーディングしています。

 やはり同じ大陸からの引き揚げだった森繁さんが、大陸への懐かしさをたっぷり込めておられたことも、思い出して、どうしても歌いたくて、急に歌ってしまいました。

 



森繁さんが「知床旅情」だけでなく、晩年にライフワークとして取り組まれたミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の「サンライズ サンセット」を今回はオープニングで歌っています。本当に懐かしい想い出がいっぱい。

 

 

ウクライナとロシアの戦争も泥沼状態で、凄まじい現状が見えてきています。たった1日の反乱軍となったワグネルがベラルーシに配備されることになる、としたら戦線が拡大することになりかねず不安です。

 72日掲載の毎日新聞に池上彰さんのインタビュー記事で、たくさん語っていますので、ぜひ読んでください。

 

 そんな中、昨日は六本木のEX THEATER ROPPONGIで、「DRUM TAO」の30周年コンサートに行ってきました。


全ての素晴らしい衣装を担当されたコシノジュンコさんにお招きをいただき、宇崎竜童さんご夫妻、奥田瑛二さんご夫妻など素敵な方々と並んで、大盛り上がりで「観戦」()しました!

息もつかせぬスピード感で、太鼓のリズムとダイナミックな身体の動き、舞台転換の技が圧巻でした。コシノさんの衣装が、その動きと照明の中で、凄い効果を上げていました。

 

 こんな風に素晴らしい演奏と動きの中で生き生きと姿を変える衣装に取り組み始めたら、きっと可能性は無限。コシノさんのワクワクが伝わってきます。和の世界をベースに、ユニセックス的な未来図までもが彷彿とする世界、歌詞やメロディがなくても、縦横無尽に展開されるリズムの躍動だけで、十分なエンタテイメントになっている!参ったわね。いいものを見せていただきました。ありがとう!

 コシノさんは今日からパリだそうで、本当にエネルギッシュ。私のちょっと年上の先輩!本当に励まされます!

 

 今月711日の土の日ライブは、ピーターこと池畑慎之介さんがゲストです。

越路吹雪物語の名演の印象が強烈だった彼には、今年の917日の銀座ブロッサムでの日本訳詩家協会60周年コンサートのゲストに出演していただきます。

 今回の登紀子の「土の日」ライブVol.35では「ピーターとの不思議な縁」というテーマでお送りします。1969年に最優秀新人賞を受賞したピーター、同じ年に私も歌唱賞を受賞してるんです。

 すごく面白い年!話はつきません。711日は夜8時配信スタートです。お見逃しなく!