Tokiko Now
2023
09.
09.
07
今週末9・9は福井大野でコンサートです。
12日間のロングツアーを終えて帰京しました。
8月26日の東川町、27日の新十津川町でコンサート。地域の活動の活発で、素晴らしい人たちとの出会いでした。どちらも地元の人たちの「百万本のバラ合唱団」の感動的なフィナーレになりました。
8月26日の東川町、27日の新十津川町でコンサート。地域の活動の活発で、素晴らしい人たちとの出会いでした。どちらも地元の人たちの「百万本のバラ合唱団」の感動的なフィナーレになりました。
東川町はちょうど今年は高校生国際交流写真フェスティバルが開催されていて、全世界から若者が集まっていて、コンサート会場にも各国の参加者の姿があり、熱気いっぱいでした。どんどん可能性を広げている素晴らしい町です。
新十津川は、130年前に大洪水が起こった奈良県の紀州の町、十津川から全村民が北海道に新天地を求めてきた、というすごい歴史があります。もともと勤王の武士の誇りを持ってきた集落で、キリッとした姿勢が男性にも女性にも今も受け継がれているような気がしました。最後のコーラスはほんとに圧巻でしたね!
そして28日に小樽から「にっぽん丸」に乗船し、利尻島と羅臼を回るツアー3周分に参加。毎日美味しいお食事をいただきながら、じっくり、味わう旅でした。
最初の利尻は気温が21度と寒いくらいで、強風の中を歩くだけでも、遠くへきたもんだ、と感慨無量。利尻富士がくっきりと美しかった!
新十津川は、130年前に大洪水が起こった奈良県の紀州の町、十津川から全村民が北海道に新天地を求めてきた、というすごい歴史があります。もともと勤王の武士の誇りを持ってきた集落で、キリッとした姿勢が男性にも女性にも今も受け継がれているような気がしました。最後のコーラスはほんとに圧巻でしたね!
そして28日に小樽から「にっぽん丸」に乗船し、利尻島と羅臼を回るツアー3周分に参加。毎日美味しいお食事をいただきながら、じっくり、味わう旅でした。
最初の利尻は気温が21度と寒いくらいで、強風の中を歩くだけでも、遠くへきたもんだ、と感慨無量。利尻富士がくっきりと美しかった!
翌日は私にとって13年ぶりの羅臼でした。港には羅臼町長さん、斜里町長さんが来てくださっていて、中学生の賑やかなお出迎え、町役場では小学生と町の人の大歓迎でした。
13年前は、森繁久彌さんが「知床旅情」を作詞作曲されてから50年のお祝いでした。今年は、森繁さんのレコーディングから60年の節目でもあり、去年の事故後1年を経て、復活を目指す意味でも力になれたら、と今回のツアーに乗せて頂いたのです。
旅の途中、2回目のツアーで、強風のため、船が利尻港には入れず、稚内港に行くことになり、想定外に稚内旅行が出来ました。宗谷岬に向かう途中、間宮林蔵の銅像が立っていて、ここから樺太に渡ったのが1808年だった、と詳しい説明がありました。彼はその年のうちに、樺太が大陸とつながっていない島だということを発見。今そこを間宮海峡と呼んでいるわけです。
今度の旅の中で間宮林蔵に会えたのが不思議で、何か教えられることがありそうな気がします。
旅の途中、2回目のツアーで、強風のため、船が利尻港には入れず、稚内港に行くことになり、想定外に稚内旅行が出来ました。宗谷岬に向かう途中、間宮林蔵の銅像が立っていて、ここから樺太に渡ったのが1808年だった、と詳しい説明がありました。彼はその年のうちに、樺太が大陸とつながっていない島だということを発見。今そこを間宮海峡と呼んでいるわけです。
今度の旅の中で間宮林蔵に会えたのが不思議で、何か教えられることがありそうな気がします。
「恋も2度目なら少しは上手に」と中森明菜さんが歌っていましたが、旅も同じコースを3度回っていると、だんだんその醍醐味がわかってきて、本当にいい経験になりました。
この旅を終えて、すぐに福井へ入ります。水の町、大野でのコンサートは本当に久しぶりです。ここも本当に風薫る美しい町。ぜひ近くからも足を伸ばしてください。
来週からは、京都、大阪、と「ほろ酔いコンサート」のキャンペーンが始まります。今年の「ほろ酔いコンサート」は11月12日大阪の新歌舞伎からのスタートです。京都も7ぶりに、甲部歌舞練場に復帰。改装工事を終えて、どんな風になってるか、楽しみですね。
忙しいメニューがつづきますが、絶好調の登紀子、全てのスケジュールを楽しんでいます。コンサート会場でお会いしましょう!
そう、そう、9月11日(月)の登紀子の「土の日」ライブVol.37は、坂本美雨さんをゲストにお招きします。坂本龍一さんと矢野顕子さんの娘さん。10代から歌う人生を選び、今は子育てをしながら活躍しておられます。テーマは「蛙の子は蛙?」。
9月11日(月)20:00配信スタートです。どうぞ楽しみに!!