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Tokiko Now

2023
12.
19
12・22は大宮のソニックシティで「ほろ酔いコンサート」!

今年も大詰めになってきましたが、「ほろ酔いコンサート」は最盛期を迎えます。

 22()は、私にとって初めての埼玉での「ほろ酔いコンサート」です。

 今年は映画「翔んで埼玉」で、滋賀県と埼玉県を繋ぐ展開となっていて、「琵琶湖周航の歌」がクローズアップされています。大宮では、大合唱する予定ですので、楽しみにして下さい!

 

 さて、先週の横浜関内ホールの「ほろ酔いコンサート」は、沸騰点を超えるくらいの盛り上がりでした。

 1部で登場したゲスト、タブレット純さん。二人のデュエットで歌った「灰色の瞳」「この空を飛べたら」には大きな拍手が起こり、2部で「清河への道」を歌ってくださったもう一人のゲスト、池端慎之介(ピーター)さんも、圧倒的な存在感で、美しく舞台を輝かせてくれました。

 フィナーレは「ハマ音合唱団」との大合唱で歌った「乾杯」の後、ピーターさん、タブレット純さんと私で歌った「わが人生に悔いなし」。否応なしにパワー溢れる凄いコンサートになり嬉しかったです。みなさん、本当にありがとう!

その2日後の日曜日には、福島県の二本松でコンサート「果てなき大地の上に」を開催。「ほろ酔い」とは違うプログラムでじっくり歌いました。

 二本松は福島県の中通り。2011年の東日本大震災後の原発事故で、大きく揺れた街です。郡山、福島と同じように避難区域にはならなかったのですが、放射線の影響をめぐって移住する人としない人に二つに分かれる、苦しい経験をしました。

 

 その中で子供たちを助けていこうという活動も始まり、そのひとつ「福島しあわせ運べるように合唱団」や「子どもに音楽を贈る会」の人たちとの出会いがあって、この日のコンサートでは「百万本のバラロングバージョン」の大合唱が実現しました。ちょっと胸の熱くなるフィナーレでした。

このコンサートでは、ピアニスト鬼武みゆきさんのアルバム「FUKUSHIMA」から二本松提灯祭りテーマに作曲した「Into the Light chouchin matsuri」を演奏で聴いていただき、鬼武さんの曲「Long Long Ago Takizakura~」乗せて二本松出身の詩人、関久雄さんの詩集「なじょすべ」の朗読も。

 コンサートのタイトル「果てなき大地の上に」はウクライナの戦争被災者への支援アルバムのタイトルでもあり、この日のコンサートは、このテーマをじっくり歌う大事なコンサートになったと思います。

 

 世の中は揺れ動く混乱の年になりましたが、こんな時は、希望を高々と掲げて、一番苦しい人たちを根底から支える力を取り戻さなくては、と思う気持ちでいっぱいです。

 

 22日の大宮の大合唱の最後には今年ドキュメンタリー映画「Real Voice」のラストテーマ曲として私が提供した「この手に抱きしめたい」を、この映画に出演した若者たちも参加します。

 この映画は、子供の時に親からの虐待を受けて施設で育った子どもたちが、18歳で施設から社会に出た後の苦闘を語っています。

 「Real Voice」は、その手に子供を抱きしめられなかった側の悲しみも、ヒタヒタと伝わってくるような映画でした。

 ネット上で無料上映されていますので、是非見て下さい。

 

 大宮のコンサートにもタブレット純さんが、ゲスト出演しますよ!ワクワクね! 今年を締めくくる忘年会のつもりで参加して下さい。

 

 大宮の翌日は名古屋の御園座の「ほろ酔いコンサート」です。

 クリスマスイブのイブ、これも楽しみ。