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Tokiko Now

2023
12.
25
いよいよ東京の「ほろ酔いコンサート」!ギターの弾き語りにリクエスト曲募集します。

22日の大宮のソニックシティ、23日の名古屋の御園座での「ほろ酔いコンサート」が終わり、いよいよ東京です。

埼玉で初めての「ほろ酔いコンサート」でしたが、あの大劇場が満杯のお客さんで、何だかこれまでにないほど盛り上がりました。ほんとうにいいホールなのね。響きがよくて、うっとり歌えました。ゲストのタブレット純さんとデュエットで歌った「灰色の瞳」「この空を飛べたら」にも大拍手でしたが、1部の最後に地元の大合唱団の登場で歌った「この手に抱きしめたい」の時のタブレット純さんのハモニカも素晴らしかった!

埼玉で初めての「ほろ酔いコンサート」でしたが、あの大劇場が満杯のお客さんで、何だかこれまでにないほど盛り上がりました。ほんとうにいいホールなのね。響きがよくて、うっとり歌えました。ゲストのタブレット純さんとデュエットで歌った「灰色の瞳」「この空を飛べたら」にも大拍手でしたが、1部の最後に地元の大合唱団の登場で歌った「この手に抱きしめたい」の時のタブレット純さんのハモニカも素晴らしかった!

コーラスで参加したのは総勢70人を超える「南風子ども食堂合唱団」と映画「REALVOICE」に出演した若者たち10数人。

若い人も、大人たちもみんなとっても素敵で、カッコよかった!地元の暖かさが感じられたのも感動的でしたが、コーラスのレベルとしてもなかなかでしたヨ!

 

 「この手に抱きしめたい」は、この映画「REALVOICE」のラストに流れているのですが、歌っている私自身も思わず泣いてしまったくらい、歌詞のテーマがぴったりで、作詞作曲した私の思いを超えるものに育っている、と思いました。

 子供の頃に家族からの虐待で児童施設に預けられて育った人たちの苦しみに焦点を当てた映画ですが、伝ってくるのは胸がいっぱいになる程の愛です。語られる淋しさからも、母への愛が溢れて、その向こうに浮き上がってくるのはお母さんの側の気持ちです。

 この機会に映画の方も観ていただけたら、と思います。

 

 映画、と言えば今や大ヒットになった「翔んで埼玉」。

サブタイトルが「琵琶湖より愛を込めて」となってる通り、私の歌ってる「琵琶湖周航の歌」が大事な挿入歌です。

 大阪府の強い権力に埼玉県と滋賀県が手を組んで立ち向かうという戦いがテーマ。その中で「琵琶湖の水を止める」ことになり、その結果、滋賀県の琵琶湖周辺が水没してしまう、という大変な犠牲を払うことになるのです。その辛いシーンに響き渡るのが「琵琶湖周航の歌」の大合唱!

 コンサートでもみんなで「琵琶湖周航の歌」の大合唱をしていただきました。こちらも是非映画も観てください。

 

 盛りだくさんだった大宮の終演後、大急ぎで新幹線に乗り名古屋へ移動し、翌日は御園座でした。

 こちらは、私ひとりの「「ほろ酔い」でしたが、ロビーでの振る舞い酒があり、いい雰囲気でした。

 終演後のサイン会も行えたので、みんなに会えて嬉しかった!

 

 名古屋では「加藤登紀子詩集・美しき20歳」から、弾き語りで「ひとり寝の子守唄」のほかに約50年前、結婚して出産の後歌手に復帰した1974年に作った「あなたの気配」を、ものすごく久しぶりに歌いました。なんだか、いっぱいいろんなことが思い出されて、ジーンとしてしまった私。

 

 東京のコンサートでも何か選んで歌おうと思っています。

 もしなんかリクエスト曲があったら、26日、27日へのリクエストを是非、メールでお寄せ下さい!

 加藤登紀子詩集に選んだ100曲の中の曲なら、歌えると思いますので。

 コンサートは2時間半を超えてるので、あんまりいくつもは歌えないけど、リクエスト次第では、ちょっと何か歌ってみたいな、と思っています!コンサートのチケットはもう完売なのですが、27日のコンサートは生配信されますので、会場に来られない方は是非、配信で見て下さい。リクエストもOKよ。

 

 「加藤登紀子詩集・美しき20歳」はコンサート会場だけではなく、1219日から書店で発売になりました。

 来年の成人式の前日、17日には横浜伊勢崎町の有隣堂本店で特別サイン会があります。

 私の「20歳」もお祝いしなくちゃいけないしね!

 

 20歳で歌いはじめて、それから60年。80歳という年齢の素晴らしさを祝う日まで、後2日!カウントダウンが聞こえるわね!