Tokiko Now
06.
TBSの日曜日の朝のニュースワイド番組に初出演しました。
「見たよ」という人から大反響でしたが、なぜかみんな「なんか問題発言をしないか、と心配したよ」だって。
信用されてないんだな。かえって問題発言を期待されていたのかも、と思いました。
一部、ネット上にアップされていますので、見てください。
さて、その前の金曜日にはジョージアの独立記念日のパーティーがありました。
1918年6月14日、ロシア帝国から独立して共和国を発足した日から数えて、106回目の記念日だそうです。
去年コンサートで訪問した時、お会いしたゴゴゼリベ監督、今年95歳という方の父親が、この時の独立に大きな役割を果たした革命家だったそうですが、残念ながら、ソヴィエトのボルシェビキ軍に殺された、と聞いています。
この辺りが私たちにはよくわからない。1991年にソ連が崩壊時に独立を果たした時、ウクライナもラトビアもジョージアと同じように1918年に生まれた独立共和国の国旗を今掲げています。彼らにとって。その時の独立がそれほど大切なことだったということですよね。
1917年のロシア革命から22年のソヴィエト連邦共和国の設立までの5年間に何が起こったのか。
この5年間の激しい戦闘を、描いているのがパステルナークの「ドクトル・ジバゴ」です。映画にもなっているので、観てください。
今年の8月末から開かれるジョージア映画祭で、ゴゴゼリべ監督の自伝的なドキュメンタリー映画も上映されるようです。です。期待したいですね。
そのジョージア独立記念日に、いろんな方にお会いしました。
あの有名なジョージア出身の力士、栃ノ心さん、そして宇宙飛行士の野口聡一さんとも。
パーティーではジョージアダンス、ポリフォニーのコーラスなど素晴らしい演目に感動しました。本当に料理も音楽も素晴らしく、美しい国。改めてファンになってしまいました。
そして昨日、夕方私はEX THEATER ROPPONGIでの尾崎裕哉くんのコンサートに行きました。
尾崎豊の歌を歌うコンサート。じっくり、とつとつとながら、尾崎豊の内面からまっすぐに届くような彼の歌に、胸が抉られるようで泣きました。尾崎豊が生きた時代、誰もが、彼が表現したように得体の知れない焦燥感の中で、「僕が僕であるために」葛藤していた!その叫びが届いてきました。それを自分自身も背負っている、裕哉くんの今が、素晴らしいです。本当にありがとう!
さて、7月14日、午後4時から東大安田講堂で開かれる能登地震被災者救援チャリティーコンサート、東大同窓会オーケストラの練習が先週の土曜日から始まったようです。どんなメンバーが揃ったのでしょうか。本当に楽しみです。
私は来週の練習から参加します。どうぞよろしく。
滅多にない機会ですので、皆さんも是非、コンサートに来て下さい。